ソフトB柳田、右脇腹痛めた瞬間「もう無理やなと思った」 でも早期復帰目指す

西日本スポーツ

 【柳田悠岐 日々新たなり】

 お待ちかね、柳田悠岐外野手(28)のトークコーナー「日々新たなり」の第6回をお届けします。今回は右脇腹の負傷により、リハビリ中の筑後で直撃。歓喜に沸いたリーグ優勝の喜びから、無念のけがまで包み隠さず語ってくれました。今季のコーナー最終回(仮)ということで、ここまでのシーズンも回顧。それではよろしくお願いします。

■悔しさあったからしんどい練習頑張ってこられた

 -まずはリーグ優勝おめでとうございます。

 「ありがとうございます。もうだいぶ前のことに感じますけどね」

 -大逆転でV逸した昨季の悔しさを晴らせました。

 「本当に悔しい思いをしたんでね。その悔しさがあったからしんどい練習も頑張ってこられた」

 -しかも優勝を決めた試合で区切りの30号でした。

 「目標だったんでね。野球の神様に感謝っす」

 -思い返せば、昨年の秋季キャンプも主力ではただ一人、完走していました。

 「そういう努力が報われたのはすごいうれしいですね。もうやりたくないっすけど…」

 -どういうシーズンでしたか。

 「優勝が決まってからけがをしてしまったけど、そこまではけがをせずに出続けられたことが一番大きいのかなと」

 -右膝の自打球で苦しんだ時期もありました。

 「痛いところはたくさんあったけど、まあ野球ができたんでね。それが、でかかったかな」

 -アイシングをいたるところに巻いてましたね。

 「普通の人やったら痛いんじゃないですか。僕はトレーニングしてるんで。プロテインもたくさん飲んでるし、他の人より強いのかなとは思います」

 -痛みに耐えながらも成績は昨年を上回り、一時は三冠王の声もあった。

 「バッティングは相手もあることなので。ずっと同じ気持ちでやれたのかなと思う」

 -一方で三振は増えた。

 「三振を恐れて当てにいってもホームランにならんのでね」

 -飛球を打つように心がけたようですね。

 「ゴロよりフライを打とうと。三振を恐れずにしっかり振ろうとやってきました」

 -誇れる数字はありますか。

 「(即答で)ないっす。去年よりはいいかな、ってくらい」

 -では、記憶に残っている試合は。

 「やっぱり熊本の試合ですかね」

 -5月13日の楽天戦。不振に苦しんだ中、今季初の猛打賞でした。

 「3本ヒットを打ってそこから良くなったというのもあるし、前日に(被災地の)子どもたちとふれ合う時間もあった。そこで勇気をもらったので印象に残ってます」

 -子どもたちも優勝を喜んでいるでしょうね。

 「少しは喜ばせられたかなと思うので、すごく良かったなと思います」

 -そんな優勝の喜びもつかの間、9月20日の日本ハム戦で右脇腹を負傷してしまいました。痛みはどうですか。

 「痛めたときに比べたら、ちょっとずつマシにはなってますけどね」

 -以前から脇腹は気になっていたんですか。

 「全く予兆もなかったです。痛めたこともなかった場所なので」

 -スイングした瞬間でしたね。

 「もう無理やなと思いました」

 -眠ることもできなかったようですね。

 「肉体的にも痛かったですし、精神的なショックもでかかった。その日の夜は眠れませんでしたね」

 -気持ちの整理はできましたか。

 「次の日から切り替えられました。優勝が決まってからだったのでまだ良かったなと。まだCSや日本シリーズもあるんでね」

 -目標の100打点まであと1打点だった。2015年に続いての99打点。

 「しょうがないかな。自分の実力はこれまでだったのかなと思います。実力不足というか」

 -ファンはCSでの復帰を待ち望んでいます。

 「できるだけ早く戻りたいという気持ちはもちろんあります。いきなり良くなる可能性もあるし、長引く可能性もあると思う。今は治すことに専念していくしかないですね」

 -広島商高の先輩の達川ヘッドは「はってでも出てこい」って言ってました。

 「どこかで無理はしないといけないけど、しっかりしたパフォーマンスが出せるかも大事。いいパフォーマンスができると思ったら出たい。ただ戻るだけで周りに迷惑をかけるわけにもいかないので」

 -とにかく痛みが早く引くことを祈るのみですね。

 「休む期間をもらったので、無駄にしないようにしたいと思っています」

 -前向きですね。今季で成長を感じている部分なのでは。

 「今までより切り替えはできるようになったし、毎日同じ気持ちで野球に臨めたかなと思います。それが簡単そうで難しいんですよ。できてないときもあったけど、前よりできているかなと」

 -「日々新たなり」のタイトルで始めた今季のコーナーも最終回ですね。

 「いろんな人にサポートしてもらって1年間やって来られました。自分の力だけじゃない。周りの方に感謝したいなと思っています」

 -ポストシーズンでの復活を願っています。そのときにはまた「番外編」で。

 「最終回じゃないんですか(笑)。とにかく一日でも早く治るようにやっていきます!」

=2017/10/03付 西日本スポーツ=

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