J2V・ファーレン長崎選手に講義 為末氏“昇格走法”伝授 運動量増期待「試合終盤に差」

西日本スポーツ

 悲願へ走り抜け-。J2V・ファーレン長崎の選手が4日、陸上の元五輪選手で長崎のフィジカルアドバイザーに就任した為末大氏(39)から講義を受けた。長崎市内で非公開で行われた講義はフォームなど故障防止にもつながる内容。現在3位につけており、J1初昇格への“ラストスパート”を後押ししそうだ。

 世界選手権の男子400メートル障害で2度銅メダルに輝くなど「侍ハードラー」と呼ばれた為末氏は、長崎の親会社であるジャパネットホールディングスと親交がある縁で8月に就任した。講義では走る際に使われる筋肉などの理論を説明。「体の中心で大きな筋肉を使うのが原則で、効率よく走るには骨盤周辺の力を伝えることが重要」と説いたという。講義前には練習を見学。「スムーズにスタートできている」と為末氏から評価された今季5得点のFW沢田崇(26)は「どの筋肉をどう使えばいいか、仕組みが分かった。今後に生かせれば」と納得顔だった。

 現在は戦術練習に時間を割いていることから、今回は座学のみ。それでも為末氏は「効率よく走れば長時間動いても疲れにくくなる。試合終盤の動きに差が出るはず」と指摘した。長崎は今季、後半31分以降の総失点がリーグ2位の8。今回の助言で終盤の運動量が増えれば、粘り強い守備に磨きがかかりそうだ。為末氏は来季開幕前のキャンプなどで再び指導する考え。「関東での試合も多いので応援に駆けつけたい」とJ1昇格へ声援でも後押しする。 (末継智章)

=2017/10/05付 西日本スポーツ=

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