ホークス内川 残り2戦にかける 感覚高め不安を一掃

西日本スポーツ

 左手親指骨折から復帰した内川聖一外野手(35)が4日、レギュラーシーズン残り2試合で万全な状態に戻す決意を示した。9月30日のオリックス戦で約2カ月ぶりに復帰。フル出場予定の残り2試合で一定のコンディションに整えられれば、9日開幕の「みやざきフェニックス・リーグ」参加を見送って、福岡で紅白戦主体の調整に専念できる。不安を一掃し、ポストシーズンに向かう。

 レギュラーシーズンは残り2試合。その少ない真剣勝負を最大限に活用し、勝負のポストシーズンにつなげていく-。左手親指の骨折から復帰した内川には、そんな青写真があった。「フルイニングで出たときにどうなるかというのはある。希望としては、(宮崎に)行かないでもいい状態になること」

 1軍復帰後の2試合はともに5番一塁で先発して途中交代した。6日のオリックス戦、8日の楽天戦ではフル出場する意向だ。打席を重ねる中で、「みやざきフェニックス・リーグ」で実戦調整する必要のない状態に感覚を戻すのが、最大のミッションだ。

 「あと2試合でどういう感じになるか。練習でいくらやっても分からないこともあるし、足りなければフェニックスというのもある」としたものの、それはあくまでも優先順位の低い選択肢の一つ。周囲の不安を打ち消す状態に仕上げれば、宮崎行きの可能性は消える。

 チームとともに福岡にとどまり体調管理をしつつ、紅白戦で実戦感覚を養えるのなら、それに越したことはない。宮崎では確かに対外試合の緊張感は味わえるだろうが「こっちの紅白戦も高い集中力でやらないといけない」という。

 今回の負傷に加え、6月には頸椎(けいつい)を捻挫して戦列を離れた。「チーム全体で練習していると、参加している、という感じがある。一度参加したのに、また離れてしまうのも…」。1軍に戻ってきた以上、ポストシーズンに向けて、日々、チーム内で高まる緊張感の中に身を置きたい考えも主将にはあるようだ。

 この日のケース打撃では小沢の速い直球を右飛にするなど、打撃は徐々にイメージに近づく。藤本打撃コーチは「バットコントロールはもともといいし、離脱していたけど速い球に反応できている。もっと下と上の連動ができれば」と心配していない。ラスト2試合。CSに向けた内川のラストスパートに注目だ。 (谷光太郎)

=2017/10/05付 西日本スポーツ=

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