ホークスがパ最多勲章7冠 94勝の猛者たち6選手がタイトル

西日本スポーツ

 個人は7冠!! 独走Vを飾った福岡ソフトバンクが、個人タイトルでもパ・リーグ最多の7部門を制した。10日、レギュラーシーズン全日程が終了し、東浜が最多勝利、千賀が勝率第1位、岩崎が最優秀中継ぎ、サファテが最多セーブ、デスパイネが本塁打王と打点王、柳田が最高出塁率のタイトルをそれぞれ獲得。同日の「みやざきフェニックス・リーグ」の楽天戦では、初タイトルを獲得した岩崎がポストシーズンへ向けて万全の投球を披露した。

 レギュラーシーズンでプロ野球歴代5位の94勝を挙げた猛者たちが、個人タイトルでも7部門で勲章を手にした。球団史上最多だった2004年の8部門にはわずかに及ばなかったが、投手が4冠、打者が3冠を占めて、抜きんでた強さをあらためて証明した。

 打者は移籍1年目のデスパイネが本塁打と打点の2冠。柳田も3年連続の最高出塁率を獲得したが、打率は惜しくも2位にとどまった。投手は3年連続セーブ王のサファテ以外の3人が初タイトル。東浜が最多勝利、千賀が勝率第1位、岩崎が最優秀中継ぎに輝いた。

 今季先制した試合は73勝9敗。必勝パターンを生み出したのが、2人のタイトルホルダーが誕生した救援陣だ。特に岩崎は球団新記録となる72試合に登板。プロ10年目での初タイトルに「1年間、頑張ってきた証しがこのタイトルだと思う。頑張ってきて良かった」と充実感をにじませた。

 岩崎のレギュラーシーズンの最終登板は9月26日のロッテ戦。その後はポストシーズンに向けた疲労回復を優先させてきたが、10日のみやざきフェニックス・リーグで14日ぶりに実戦マウンドに立った。相手はクライマックスシリーズ(CS)で対戦する可能性がある楽天だった。

 7回に4番手で登板すると、出口を152キロ、山田を150キロで2者連続の空振り三振。今季23本塁打の巨漢アマダーは初球の112キロのカーブでストライクを取ると、2球目の151キロで中飛。打球はセンター後方を襲ったが、最後は岩崎の球威が勝った。

 「(スタンドまで)行ったと思いました」。マウンドで苦笑いした岩崎だったが、打者3人を全て直球で打ち取った。18日に始まるCSファイナルステージへ向け、順調な調整を見せた剛腕は「今日は打者の反応より、自分の調整が大事だった」と納得の表情だ。

 直球の最速も155キロをマーク。「いい感覚で投げ始められた。あとは左打者の内角、右打者の外角に投げられればいい」。今後はヤフオクドームでの紅白戦で2試合程度に登板する予定。日本一奪還へ向け、万全の状態に仕上げる。 (鎌田真一郎)

=2017/10/11付 西日本スポーツ=

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