ソフトB松田、和田から一発 紅白戦2戦連続弾

西日本スポーツ

 お祭り男はスタンバイOK! 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(34)が13日、ヤフオクドームでの紅白戦で2日連続のアーチを放った。2回無死一塁、和田から左越えの一発。静まりかえった無観客の本拠地で、おなじみの「熱男!」コールも12日に続いて披露した。18日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けた調整は順調そのもの。昨季のCSでも3発を放った松田が、タカを日本シリーズ進出に導く。

 静かな本拠地を松田が「音」で彩った。「カーン」と乾いた打球音を奏でると「ウォー」と言葉にならない雄たけびを上げた。左翼席に「ドン」と着弾した音を確認すると、満足そうにダイヤモンドを1周。栗原に“先行”されながらも「熱男~」といつものポーズを決めた。

 「うまく本塁打を打てたし、自信になる。今日はCSを前に和田さん、千賀とエース級のすごい投手のボールも見ることができた」

 紅白戦といえども戦前から「バチバチ」と火花は散った。試合前、先輩の和田と擦れ違いざまに「真剣勝負ですよ」と先制“口撃”。白組の5番三塁で先発すると、2回無死一塁の第1打席、2ストライクから2球続いたチェンジアップをファウルし、5球目の138キロ内角直球を捉えた。「球が速かった。めちゃめちゃ速い設定で打席に入った。日米野球以来ですね」。MLB選抜の和田(当時カブス)から一発を放った2014年の日米野球第2戦(東京ドーム)の記憶がよみがえった。

 12日の最終打席から2打席連発。工藤監督は「そこそこいいコースを、うまくくるっと回って本塁打が打てたのは本人にとっても大きい」と深くうなずいた。藤本打撃コーチも「すごく感じがいいし、ノッとるね。短期決戦では大事なこと」と期待した。

 松田は昨季日本ハムとのCSファイナルステージのみで3本塁打。今季もCSに向け、バット、パフォーマンスとも準備は整いつつある。「本塁打は最高の結果だし、その後の2打席も内容は良かった。ゆっくりする時間もあったし、トレーニングもできた。日本シリーズに勝ち進むために一致団結していきたい」。自然に声のトーンが上がる。

 無観客の紅白戦。とにかく松田の声は目立つ。試合前から「3連勝するぞ」「絶対負けへんからな」と紅組を挑発。試合に入ると1球ごとに声を掛ける。自身の一発で主力中心の白組も3連勝。勝利への意識を浸透させるため、スコアボードに紅白の星取が表示されており、白組の所に三つ目の「☆」が光った。

 「3連勝? そらそうよ。勝ち癖をつけないといけないし、絶対勝つぞという気持ちでやっている」。きょう14日にファーストステージが開幕。絶好調の「熱男」が舌なめずりして、獅子とイヌワシの強い方を待ち受ける。 (小畑大悟)

=2017/10/14付 西日本スポーツ=

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