SB工藤監督、酷な抽選 全て残りくじ引くも…清宮、安田、馬場外し1位は吉住
◆プロ野球ドラフト会議(26日)
「黄金の右」を誇るソフトバンク工藤監督にも、今回ばかりは酷な抽選となった。
1位入札1回目の清宮(早実高)は7球団が競合。指名順からクジ引きの順番は最後で、できるのは抽選箱から残りクジを取り上げることだけだった。当たりは3番目だった日本ハムの木田GM補佐に引かれた後。2回目の安田(履正社高)も3球団で競合し、今度は最初に引いたロッテ山室球団社長が当たりだった。
3回目の馬場(仙台大)まで阪神と競合して、工藤監督は参り顔でほおづえ。これも残っていたのは空くじで、12球団で唯一1位が確定しない中、吉住(鶴岡東高)を指名した。
工藤監督の1位抽選は、15年に3球団が競合した高橋(県岐阜商高)、16年に5球団が競合した田中(創価大)の抽選を、いずれも右手でくじを引いて制していた。
=2017/10/26 西日本スポーツ=