コメントで読む00年ONシリーズ ダイエー王監督はミスターの胴上げを…?

西日本スポーツ

日本シリーズを前に握手するダイエー王監督と巨人長嶋監督=東京ドーム、2000年10月20日 拡大

日本シリーズを前に握手するダイエー王監督と巨人長嶋監督=東京ドーム、2000年10月20日

4勝2敗でダイエーを下し、日本一となって宙に舞う巨人・長嶋監督=東京ドーム、2000年10月28日

 【コメントで読むホークスの日本シリーズ〈2〉】

 パ・リーグの覇権を奪回し、クライマックスシリーズを制したソフトバンクが2年ぶり17度目の日本シリーズに臨む。球団の福岡移転後、これが7度目の出場。過去6度のシリーズを、当時の西日本スポーツ紙面のコメントから振り返る。第2回は2000年。

 王監督のもとリーグ連覇したダイエーが長嶋監督率いる巨人と激突した。開催期間の一部、本拠地福岡ドームは医学学会に貸し出し中。球団の不手際で変則日程を強いられはしたが、夢の「ON」シリーズに列島が沸いた。

 ・第1戦 巨人3‐5ダイエー(10月21日・東京ドーム) 松井の一発などで先行されながら、昨季までの同僚工藤に城島、松中が一発を見舞い同点。9回に代打ニエベスが槙原から決勝ソロを放ち「ジャイアンツはヤンキースに似ている。倒しがいがあるよ」

 ・第2戦 巨人3-8ダイエー(同22日・同)

3点を追う5回に4連続タイムリーなど7安打で6点を奪い逆転。敵地での2連勝発進に意気揚々の王監督は「胸を張って福岡に帰れる。まあ、あんまり胸を張りすぎないようにしないといけないね」

 ・第3戦 ダイエー3‐9巨人(同23日・福岡ドーム) 4番小久保が左脇腹痛の悪化で途中交代した一方、城島が上原から一発。中西太、バースに並ぶシリーズ記録の3戦連発も「負けたら何にもならないよ。ホームラン打つために試合してるわけじゃないんでね」

 ・第4戦 ダイエー1‐2巨人(同26日・同) 小久保がベンチスタートで、斎藤雅を打ち崩せず。7回に二盗失敗の判定を巡り、審判に猛抗議した秋山は「俺は本当じゃないと(抗議に)いかない。日本シリーズなんだから審判にも頑張ってもらわないと」

 ・第5戦 ダイエー0‐6巨人(同27日・同) 高橋尚に完封を許す。練習後に2度麻酔を打って志願出場の小久保は3タコ。「(麻酔が)切れる前から痛かった。打ち方も何かおかしい。症状は日に日に悪くなっている。明日も普通に起きられればいいけど…」

 ・第6戦 巨人9‐3ダイエー(同28日・東京ドーム) 城島のシリーズタイ記録4号で追い上げたが、及ばず終戦。長嶋監督の胴上げを見たか問われた王監督は「裏のテレビでちょっと…ね。どうしても勝ちたかったんだけど、巨人打線は確かに破壊力があった」

 (次回は2003年の「内弁慶シリーズ」)

=2017/10/28 西日本スポーツ=

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