ソフトB内川、ハマのブーイング「覚悟」

西日本スポーツ

■10年間プレー

 4番内川聖一外野手(35)が30日、全勝フィニッシュに意欲を見せた。第1、2戦と連勝し、最高の形で敵地横浜へと乗り込む今シリーズ。2年ぶりの日本一まであと2勝と迫った状況に、主将は「短期決戦は何が起こるか分からないけど、負けていいと思ってプレーする選手はいない。理想論かもしれないけど、一気に四つ、いきたいですね」と過去に5度しかない“ストレート”日本一に照準を定めた。

 舞台となる横浜は、プロ入りから10年間プレーしたかつての「庭」だ。ここ数年の交流戦では見られないが、移籍1年目の2011年には、かつてのファンから打席ごとにブーイングを受けた。今回は日本一を決める戦いだけに、試練の打席が続くかもしれない。

 しかし、今ではホークスの主将としてチームをけん引する男は「こればかりは仕方がない。こちらでどうこうできるものでもありませんし。それも覚悟の上で移籍してますから」と心理面への影響はなさそうだ。ここまで2戦を終え、6打数1安打と結果は出てないものの、打撃内容には「しっかりとした打球は飛ばせてますから」と納得の表情すら浮かべる余裕を見せた。

 移動練習となったこの日は、松田、千賀とともに練習を免除され、チーム宿舎でマッサージを受けるなど体の手入れに時間を割いた。古巣相手の日本シリーズに「特別な感情はない」と言い切る内川だが、かつてプレーした球場での日本一達成となれば、新たな感情が芽生えるかもしれない。その時を迎えるまで、あと2勝だ。

 ◆4勝0敗で頂点なら12年ぶり

 過去67度の日本シリーズで4勝0敗で頂点に立ったのは(1)1959年南海(相手=巨人)(2)60年大洋(大毎)(3)90年西武(巨人)(4)2002年巨人(西武)(5)05年ロッテ(阪神)の5球団しかない。引き分けを挟む無傷の日本一は(1)1957年西鉄○○○△○(4勝1分け、相手=巨人)(2)75年阪急△○○△○○(4勝2分け、広島)の2度。

=2017/10/30付 西日本スポーツ=

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