J3北九州、サポーター、来季へ叱咤激励 J3残留決定 「残り試合全力で」

西日本新聞

 来季もJ3で戦うことが決まったギラヴァンツ北九州。開幕から見守り続けてきたサポーターたちは結果に落胆する一方、来季に向けて激励の言葉を投げかけたり、課題を指摘したりする姿もある。「来季につながるように、残り試合を全力で」-。叱咤(しった)激励するサポーターたちの思いは一つだ。

 ギラヴァンツのJ3残留は10月29日に決定。昇格可能性が消滅後の30日の試合は、最下位を相手に引き分けに終わった。

 「勝敗以前に、がむしゃらな気持ちを感じられなかったのが残念」。サポーターのグループ「KITAKYU NERDS」の世話人、舟津大喜さん(31)は今季の戦いぶりを振り返る。「勝った試合も盤石な試合運びではなく、最終的に勝っていただけ」と手厳しい。

 舟津さんたちのグループは初めての観戦者に楽しんでもらおうと、タオルの貸し出しや応援歌の歌詞カード配布に取り組んできた。「勝ち負けはもちろん大事だが、新しいスタジアムを生かし、本当に北九州に根ざしたチームになることを考えてほしい。僕らもできることをやっていく」と力を込める。

 ギラヴァンツに対する市民意識調査を手掛けた北九州市立大地域戦略研究所の南博教授は「昇格以外にも『地域に活力を与える』など、存在意義は見いだせるはず。クラブが目指していく方向性を明確に打ち出してほしい」と指摘する。勝つために、市民に愛されるためにどうするべきか。具体的な道筋を示すことを求めている。


=2017/11/03付 西日本新聞朝刊=

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