V・ファーレン長崎アウェー水戸戦 J1自動昇格争い大詰め 「内弁慶」返上だ

西日本スポーツ

 J2で激しいJ1自動昇格争いを演じる2位のV・ファーレン長崎と4位のアビスパ福岡が5日、それぞれ試練の一戦を迎える。自動昇格へ後がない福岡は今季9勝2分け8敗と苦手にするホームで、昇格と優勝を決めた湘南と対戦。2節前の千葉戦でPK2本を外した上に退場したエースのウェリントン(29)が復帰予定で、古巣相手に名誉挽回の一撃を誓った。残り3戦全勝すれば初昇格する長崎は、今季7勝4分け8敗のアウェーで11位水戸と対戦。「内弁慶」脱却へ、高木琢也監督(49)は球際の攻防をポイントに挙げた。

 残り3戦全勝で確実に昇格が決まる状況でも、長崎に油断はない。下位との対戦ばかり残す中、高木監督は次節のアウェー戦での取りこぼしを警戒した。「サッカーで大切な切り替えの速さや球際での勝負で勝たないと。特にアウェーではそうしないとビッグチャンスをつくれない」

 今季ホームでは地元サポーターの声援が後押しとなり、序盤からプレスをかける積極的な守備で主導権を握って、J2最多の14勝(4分け2敗)を挙げている。一方で敵地では前節の熊本戦で2-0の勝利を収めたとはいえ、7勝4分け8敗と負け越し「内弁慶」状態。しかも水戸は11位ながら、今季ホームで10勝6分け3敗と粘りを発揮している。

 高木監督は「カエルの鳴き声が聞こえてきた時代から知っている。ある種“良い”雰囲気」と敵地ケーズデンキスタジアム水戸の牧歌的な空気も警戒。集中力を保ち、立ち上がりから積極的にボールを奪いにいくように求める。熊本戦で2アシストの沢田は「アウェーでは立ち上がりに押し込まれる。勢いを出して臨む」とホーム並みの“ロケットスタート”を誓う。貫くのは一戦必勝。水戸のカエルを退治して、昇格へさらに近づく。 (末継智章)

=2017/11/04付 西日本スポーツ=

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