ソフトBデスパ来季も2冠でイイネ 助っ人2年連続なら西武デストラーデ並ぶ

西日本スポーツ

 来季も2冠でイイネ!! 福岡ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(31)が7日、来季のキャリアハイ更新を誓った。今季は来日4年目で最多となる35本塁打、103打点で2冠王。3年契約の2年目となる来季も有言実行の成績を残せば、外国人選手では同じキューバ出身で「カリブの怪人」と呼ばれた西武デストラーデ以来の2年連続2冠王(1990、91年)が有力。「球団史上最強助っ人」を襲名しそうだ。

 来日4年目で最高のシーズンを終えたデスパイネは、午後5時半ごろに福岡空港に姿を見せた。羽田空港を経由し、フランスで乗り継ぐ母国キューバへの長旅。「早く休みたいね」。空港カウンターで手続きに2時間近くを費やしたが、オフに入る喜びを口にした。

 ソフトバンク移籍1年目で味わったリーグ優勝と日本一の美酒。特にレギュラーシーズンでは本塁打王と打点王を獲得した。3年契約の2年目となる来季は「もちろん今年より良い成績を残したい」と宣言。今季の35本塁打、103打点からの上積みを誓った。

 ホークスの外国人選手で過去に打撃主要3部門(首位打者、本塁打、打点)のタイトルを獲得したのは、1992年に打点王を獲得したブーマーだけ。今季の活躍は既に「球団史上最強級」だが、デスパイネは今季のキャリアハイの更新に照準を合わせている。

 本塁打と打点で2年連続2冠王に輝けば、外国人選手では同じキューバ出身で1990、91年の西武デストラーデ以来、27年ぶりの快挙。チームでは2004、05年の松中信彦以来となる。大先輩の「カリブの怪人」は西武の黄金時代を支えたが、デスパイネもホークスV2の原動力となる。

 今年の年明けにキューバ国内リーグのグランマで優勝し、2月は中南米5カ国の優勝チームによるカリビアンシリーズに参戦。3月はキューバ代表でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦い、日本一を決めた日本シリーズ第6戦までバットを振った。

 その蓄積疲労もあり、帰国後はひとまず休養を優先する。例年はキューバで参加するリーグ戦には「すぐに行く考えはない。プレーオフまで進出すれば」とした。12月中旬に米国ハワイで予定される優勝旅行は加わる方針で、心身ともにリフレッシュを図る。

 本拠地での劇的なサヨナラ日本一から日数がたっていないこともあり、福岡空港では居合わせたファンに歓声で迎えられ、写真攻めにあった。「日本一になれて本当によかった。また優勝したい」。笑顔で見送った球団職員らに優しい笑みを返し、2冠王は機上の人になった。 (谷光太郎)

 ◆オレステス・デストラーデ 1962年5月8日生まれ。キューバ出身。幼少期に米国に亡命し、米メジャーのヤンキースなどを経て1989年途中から西武でプレー。左右両打席から豪打を放ち、入団2年目の90年から2年連続で本塁打と打点の2冠王。92年は3年連続の本塁打王。秋山幸二、清原和博との「AKD砲」で西武の黄金時代を築き、「カリブの怪人」と呼ばれた。93~94年にマーリンズでプレーし、95年に西武復帰もシーズン途中で退団。日本での通算成績は517試合に出場し、打率2割6分2厘、160本塁打、389打点。

=2017/11/08付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ