アビスパ福岡、痛恨ドロー 山瀬先制も後半39分同点悲弾 POに懸ける

西日本スポーツ

 今年最後のレベスタを笑顔で終えることができなかった。1点リードの後半39分、サポーターの悲鳴とともに福岡のゴールネットを松本・パウリーニョのシュートが揺らす。そしてため息とともに試合が終了。名古屋が敗れて3位に浮上はしたものの、約3時間後にキックオフの長崎にプレッシャーをかけることができなかった。

 「勝ち点1にとどまり、非常に申し訳ない」。井原監督が力なく話した。後半38分にDFの中村を投入し、守りに入った直後。左サイドの深い位置から中央にパスを回され、最後はフリーのパウリーニョにミドルシュートを決められた。「全体的にはすごくいいゲーム。でも、あの場面は組織を崩された」。山瀬が悔やんだ。

 前半42分、山瀬は亀川のクロスに合わせて先制ゴールを挙げた。松本の守備陣2人に囲まれながらも「とにかくボールに足を当てよう」と懸命に左足を伸ばしたベテランの執念の一撃。しかし、無失点で試合を終えられなかった。

 レベスタは2019年ラグビーワールドカップ(W杯)開催のための改修工事に入り、福岡は26日の昇格プレーオフ(PO)準決勝でえがお健康スタジアム(熊本市)をホームに戦う。シーズン当初から決まっていた日程。レベスタで昇格POまで実施すると来季の開幕に間に合わなくなるため、クラブ側としても苦渋の選択だった。

 「プレーオフに勢いを持って臨むためにも、次のアウェー岡山戦は絶対に勝たないといけない」。三門主将は今季最終戦への決意を言葉に込めた。15年のPO決勝は相手のC大阪のホームで昇格を決めた。あの時と同じように選手とサポーターが一つになってJ1昇格を勝ち取る。 (向吉三郎)

=2017/11/12付 西日本スポーツ=

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