ソフトB今宮、全員でキャリアハイ 今季チーム失策最少38「あと1個減らす」

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(26)が12日、チーム失策数のプロ野球記録更新を誓った。今季(143試合)のチーム38失策は1991年西武(130試合)と並ぶシーズン最少失策。9割9分3厘のチーム守備率はプロ野球新記録となったが、5年連続でゴールデングラブ賞を受賞した名手は「(失策を)あと1個減らす」と貪欲。内野守備陣のリーダーとして、新たな目標を追求する。

 右肘を手術した昨年は不参加だった宮崎秋季キャンプで、今宮が来季の目標を高い次元で掲げた。今季のチーム38失策は1991年西武と並ぶシーズン最少失策。この記録をチーム一丸で更新して、日本一奪還の原動力となった堅守にさらに磨きをかける。

 「全員で次に目指すところは、あと1個(失策)を減らすこと。意識を高く持って、一層厳しくやりたい」。入団から指導を受けた前内野守備走塁コーチの鳥越裕介氏(46)が今季限りで退団したが、「恩師以上の人」への感謝も胸に守備陣のリーダーを務める。

 鳥越氏がホークスに残したラストメッセージは「毎年キャリアハイを残してほしい」。キャッチボールの重要性から説かれた今宮も、その思いに応えてきた。今季は2012年のレギュラー定着以降、最少の7失策。守備率も9割8分8厘と自己最高をマークした。

 9日には「守備のベストナイン」といわれるゴールデングラブ賞を5年連続で受賞。遊撃手最長の山下大輔(大洋)の8年連続、さらに鳥越氏が中日時代の1997年に記録した遊撃手のシーズン最高守備率9割9分7厘の更新も現実味を帯びてきたが、今宮はチーム全体での「キャリアハイ」を見据えている。

 11日には、鳥越氏の後任の水上内野守備走塁コーチと面談。水上コーチは「今宮は鳥越コーチのもとで立派に育った。僕は変えない。もっと野手を引っ張ってほしい」と“全権委任”したことを明かした。選手としては、完全に独り立ちした。次のステップは、個の力を集結させること。先頭に立ち、V2を目指す戦いに挑む。 (鎌田真一郎)

=2017/11/13付 西日本スポーツ=

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