アビスパ、熊本で26日に昇格PO準決勝

西日本スポーツ

 「えがお」で笑顔に! J2リーグ戦4位のアビスパ福岡は26日、熊本市のえがお健康スタジアムでJ1昇格プレーオフ(PO)の準決勝を5位の東京Vと戦う。午後1時キックオフ。本拠地のレベルファイブスタジアムが2019年ラグビーワールドカップ(W杯)に向けた改修工事で使用できず、隣県のJ2ロアッソ熊本の本拠地で行う一戦。アビ戦士は九州のJクラブ全ての誇りを胸に必勝を誓う。

 勝利を届けるしかない。福岡は上位チームのアドバンテージで引き分けでも準決勝を突破できる。ただ、決勝に勢いをつけるため、何より熊本まで足を運んでくれたサポーターのためにも白星にこだわる。

 クラブもスタンドを埋めて後押ししようと懸命だ。レベスタでは当日大人2000円のゴール裏B席のチケットを、今回は同1000円に。前売りではゴール裏を高校生以下100円にするなど入場料を減額する。

 今季はJ2でV・ファーレン長崎が2位で初昇格。来季、九州からは現時点でサガン鳥栖と2クラブがJ1で戦うことが決まっている。福岡の川森敬史社長は20日、公式ホームページに「九州のサッカーファミリーの皆様へ」と題した2000字超のメッセージを発表。「J1リーグに九州地区3チームが参戦できるよう、今回のプレーオフは九州代表として戦う覚悟です」と意気込みを示し、九州各クラブサポーターに「J1昇格に向けて戦う選手の後押しを、ぜひスタジアムでお願いします!」と異例の呼び掛けをした。

 福岡は15年のJ1昇格POに3位で進出したが、決勝会場はあらかじめC大阪のホームのヤンマースタジアム長居に決まっていた。そのC大阪が4位から決勝へ。福岡は“アウェー”の不利をはね返して昇格を決めた。その前にレベスタで行われた準決勝で福岡に敗れながら「アビスパ」コールでエールを送ったのが長崎のサポーター。福岡は「九州」の応援の心強さを知っている。

 川森社長がメッセージを発表後、クラブには熊本や長崎を中心に九州Jクラブのサポーターから観戦の問い合わせが殺到。クラブは福岡サポーターが陣取るゴール裏に隣り合うゾーンに各Jクラブのレプリカユニホームで応援できる「九州サッカーファミリーエリア」(料金はホーム側ゴール裏と同じ)を設けた。

 「スタジアムを貸してくれた熊本に感謝し、九州全体のサポーターの後押しを受けてしっかり勝つ。九州のサッカー界を盛り上げるためにも来季は3クラブでJ1を戦いたい」と井原監督は意気込む。史上初の九州3クラブの同時J1を達成し、来年の開幕を改修されたレベスタで華々しく迎える。 (向吉三郎)

=2017/11/25付 西日本スポーツ=

PR

アビスパ福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング