ソフトB長谷川勇、病院抜け出し“強行”パレード 右足首再手術で入院中のはずが…

西日本スポーツ

 選手会長の長谷川勇也外野手(32)が26日、入院中の福岡県内の病院を「一時退院」して優勝祝賀パレードに姿を見せ務めを全うした。20日に右足首の手術を受けた後、初の公の場。出場23試合にとどまった今季を振り返り、手術を決断するに至った苦しい心境を吐露した。入院は30日までの予定。全治3カ月で来季の開幕に間に合うかは微妙ながら「(来年)1月には走れるように」と復帰への道筋を描いた。

■不安取り払っていい方向進めば

 孫オーナー、工藤監督とともに、選手会長の長谷川勇は1号車のオープンカーに乗り込んだ。「一時退院」してまで駆け付けたパレード。20日に手術した右足首を器具でがっちり固定したまま、沿道の36万人にパワーをもらった。

 「パレードをやると、優勝してよかったという実感が湧く。ファンのみなさんに喜んでもらい、僕たちもうれしかった」。ただ、レギュラーシーズンの出場はわずか23試合。ポストシーズンは日本シリーズ初戦の本塁打などで存在感を見せたが、今季も古傷の右足首に苦しめられた。

 右足首は2014年9月の試合で負傷。そのオフに手術したが、万全な状態には戻らなかった。「どうしようもない状況が続いていた。ずっとうまくいかず、心が折れそうな時期もあった。夏場から(手術を)やりたいと思っていた」と再手術の理由を明かした。

 13年に打率3割4分1厘で首位打者、198安打で最多安打のタイトルを手にした長谷川も、30試合の出場に終わった15年以降は規定打席にも到達できていない。今回の再手術は全治3カ月。来季の開幕に間に合うかは微妙だが、静かに闘志をみなぎらせた。

 「(前回の手術後は)先が見えないままずっと、その日暮らしでやってきてしんどかった。(不安を)一度取っ払って、もう一回、しっかりいい方向に進めばと思う」

■ランニング再開 来年1月目標に

 リハビリでは通常の歩行が可能になっており、来年1月のランニング再開が現時点の目標となる。「1月に走れれば…」。古傷の再手術を受け、レギュラー奪取にも挑む来季。誰もが認める打撃技術を誇る強打者は、必ず輝きを取り戻す。 (鎌田真一郎)

=2017/11/27付 西日本スポーツ=

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