FA鶴岡「びっくり」古巣ハムが獲得意思 2度権利行使でUターンなら史上初

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した鶴岡慎也捕手(36)に対し、古巣の日本ハムが獲得に乗り出したことが29日、分かった。水面下で調査を続けてきた日本ハムが同日、接触。他球団移籍を前提にFA宣言した鶴岡の下へは現時点で他球団からのオファーは届いておらず、5シーズンぶりの古巣復帰が決定的となった。近く初回の交渉が行われる見通しだ。

 FA交渉解禁から2週間。師走を前に、朗報が届いた。取材に応じた鶴岡はこの日、日本ハムから電話連絡を受け、獲得の意思を伝えられたことを明かした。「まずはホッとした気持ちが一番です。でも、日本ハムはFAで選手を取るようなチームではないと思っていたので、正直、ビックリしてます」。プロ入りから11年を過ごした古巣からの全く予期せぬラブコールに、驚きが喜びを上回った。

■「正直ビックリ」

 FA宣言時、鶴岡は覚悟を決めていた。「他球団からのオファーがなければ、現役をやめるしかない。それは重々承知している」。あくまでも他球団移籍を前提とした決断で、引退という最悪の事態も想定。自ら退路を断つ険しい道を選択し、プロ人生2度目のFA宣言に踏み切っていた。

 そんな“古女房”を、日本ハムは2013年オフのFA移籍後も継続して注視してきた。日本ハム在籍時はダルビッシュ(ドジャースからFA)のよき女房役として存在感を発揮し、ソフトバンク移籍後も在籍4年で3度の日本一に貢献。今季は甲斐の台頭もあり、移籍後最少の29試合出場に終わったが、豊富な経験値は37歳を迎える来季も大きな戦力になると判断し、獲得する方針を固めた。

 過去に前所属球団へFA移籍した選手は06年オフの小久保(巨人→ソフトバンク)ら7人。03年オフにダイエーから巨人に無償トレードで移籍した小久保をはじめ、7人はいずれもトレードやFAの人的補償で離れた球団へのFA移籍だった。2度目のFA移籍で古巣に戻ることになれば、鶴岡が初のケースとなる。

 鶴岡には他球団からのオファーは届いておらず、復帰に大きな障壁は見当たらない。順調なら12月中にも再び、日本ハムのユニホームに袖を通すことになりそうだ。

=2017/11/30付 西日本スポーツ=

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