アビスパ福岡 冨安 シモビッチ封じだ 19歳“おじいちゃん”がラスボス退治!?

西日本スポーツ

■名古屋と3日昇格PO決勝

 最強FWをシャットアウトだ! J2アビスパ福岡の冨安健洋(19)が3日のJ1昇格プレーオフ(PO)決勝(豊田スタジアム)で名古屋のシモビッチに頭脳戦を仕掛ける。今季18得点のスウェーデン人FWはPO準決勝の千葉戦でハットトリックを達成。199センチの長身で、足元の技術にもたけたシモビッチ対策が勝利の鍵を握る。PO準決勝の東京V戦で相手エースを徹底マークし、1-0勝利の立役者となった若きDFは「駆け引き」で封じる構えだ。

■雪辱誓う

 エース封じの大役を託されてきた福岡の冨安に最後にして最強の敵が立ちはだかる。シモビッチへの徹底マークが仕事となりそうな19歳は「真っ向勝負だけではなく駆け引きもしないと。集中力を切らさずにやっていく」と静かに意気込んだ。

 188センチの長身DFは現役時代に「アジアの壁」と称された井原監督をして「まるで『おじいちゃん』みたいに落ち着いている」と言わしめる“老練”なプレーも得意。初めて3バックの中央を任されたPO準決勝の東京V戦ではDF陣の先頭に立ち、今季18得点のドウグラスとたびたびマッチアップ。シュートを0本に抑えて完勝した。

 その冨安が「やられた」と苦い記憶を思い起こしたのが、今季の福岡戦で2ゴールを決めているシモビッチだ。3-1で逆転勝ちした6月のホームゲームでは、冨安がマークをかわされて先制ゴールを許した。その後もさまざまなタイプのストライカーと対し、J2最少タイ36失点の堅守の原動力となった冨安は「1年間の成長を見せたい」とリベンジを誓う。

 元日本代表の佐藤と玉田らも擁するJ2最多85得点の強力攻撃陣を抑えて勝つことができれば、将来的に海外移籍や日本代表を目指す冨安の評価もぐっと高まる。3位名古屋にアドバンテージがあり、J1昇格には勝つしかない。「引くつもりはない。最初から仕掛けていく」。脳裏に描くのは得点につながる攻撃的な守備。最強の敵を倒してJ1昇格のミッションを遂行する。 (向吉三郎)

=2017/12/01付 西日本スポーツ=

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