GG賞表彰式に松田、今宮、柳田、甲斐 ソフトB三遊間コンビは5年連続

西日本スポーツ

 来季こそ、“ゴールデンジャック”だ! 11月30日、都内ホテルで「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が行われ、福岡ソフトバンクからは松田宣浩内野手(34)、今宮健太内野手(26)、柳田悠岐外野手(29)、甲斐拓也捕手(25)の4選手が出席した。同一チームの三遊間として連続受賞を史上最長の5年に更新した松田、今宮の「ゴールデンコンビ」は、来季、自軍内野陣とともにそろって表彰式に並ぶことを誓った。

 慣れた手つきで…とは言えない。「どんな賞よりも、格別」と喜びの声をそろえる松田、今宮の三遊間コンビは、今年も金色グラブがあしらわれたトロフィーを受け取り、満面の笑みを浮かべた。

 松田 続けてもらうことを意識しているので、非常にうれしい。今年はチームも日本一になれた。そういう年に、この賞に選んでいただけたことを誇りに思う。

 今宮 ここ数年を振り返っても、非常にいい一年だったと思う。スローイングが安定したことで、気持ち的に余裕を持って守れた。今年もこの賞を頂けて、本当にうれしく思います。

 松田は三塁手として5年連続、6度目の受賞となった。今宮も遊撃手として5年連続5度目の受賞となり、自身らが持つ同一チームの三遊間コンビとしての同時受賞を5年に更新した。「健太(今宮)はまだまだ取り続けるでしょ。あとは、いかに自分が頑張るか次第」。来年5月に35歳を迎える松田は、連続受賞の鍵は自分が握っていると強く自覚しているようだった。

■「どんな賞より格別」

 ただ、松田はさらなる野望を秘めていた。来季は投手以外の内野陣全員で同賞を独占し、表彰式に戻ってくることだ。「今年は(捕手の)拓也(甲斐)が取った。あとは一塁と二塁。ウチさん(内川)と二塁を守る人に頑張ってもらって、全員でここ(表彰式壇上)に立ちたい」。そう言って隣の今宮に視線を送り、今宮も「それ、最高ですね」とうなずいた。

 松田が掲げた投手を除く内野陣の“ゴールデンジャック”は、1992年西武、98年横浜、2009年日本ハムと両リーグで過去3例だけ。ホークス勢が達成にもっとも近づいたのは、04年(当時ダイエー)と11年の2度。04年は三塁手、11年は遊撃手で同賞を受賞できず、内野陣制覇を逃した。現在、そのポジションを松田と今宮が取り続けているという点も、どこか因縁めいたものを感じる。

 難易度は高いが、今季のホークス守備陣は外野も含め、シーズン38失策とプロ野球最少記録に肩を並べ、9割9分3厘のシーズン守備率はプロ野球新記録を樹立した。鉄壁に近い守備力を誇るからこそ、現実味を帯びる。「人が難しいと思うことに挑戦するのが、ホークス野球ですから」。いまや同賞常連となった2人は力強く、言い切った。 (石田泰隆)

◆三井ゴールデン・グラブ賞

 1972年創設。卓越した守備力を誇る選手をそれぞれのポジションで選ぶ。日本の報道機関で、取材歴が5年以上のプロ野球記者による投票を行い、最多得票数の選手が受賞。ホークスでは2004年に捕手が城島健司、一塁手が松中信彦、二塁手が井口資仁、遊撃手が川崎宗則と並んだが、三塁手に当時近鉄の中村紀洋が選ばれた。11年は捕手が細川亨、一塁手が小久保裕紀、二塁手が本多雄一、三塁手に松田宣浩で、遊撃手に当時西武の中島裕之が入った。

=2017/12/01付 西日本スポーツ=

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