ソフトB柳田、来年こそクスノキ弾 千賀とトークショー

西日本スポーツ

 来年こそクスノキ弾! 福岡ソフトバンクの新選手会長に就任した柳田悠岐外野手(29)が2日、熊本市内での復興イベントのトークショーに千賀滉大投手(24)とともに参加し、来年4月14日に中堅後方のクスノキで知られる同市の藤崎台県営野球場で開かれるロッテ戦での初アーチを宣言した。新選手会長としても被災地への支援活動継続を約束。ギータ会長がグラウンド内外で熊本を“ユウキ”づける。

 1500人を超える熊本のファンと触れ合い、会場は終始笑いに包まれた。最後にくまモンも登場し、黄色いジェット風船を一緒に飛ばした。柳田にとって縁起のいい地。「(今季)序盤は打てなかったけど、熊本で3安打(2打点)してから良くなった。記憶に残っています」。地震後初開催のホークス戦だった5月13日の楽天戦での活躍を振り返ると、大きな拍手が湧き起こった。

 4月下旬から打撃不振にあえいだ中での一戦だった。前日の5月12日には被災地にある小学校を訪問。パワーをもらって今季初の猛打賞で上昇気流に乗った。「今年のターニングポイントだった。感謝している」と笑みを浮かべた。

 少し心残りもあった。昨年11月に熊本を野球教室で訪れた際、藤崎台での一発を約束した。それも球場のシンボルで中堅後方にある天然記念物のクスノキに届くような特大弾だ。熊本では2013年以降毎年試合に出場し、16打数8安打で打率5割の好相性。ただ待望の一発は生まれていない。「(今年は)ホームランを打てなかったので(来年は)打てたらもっといいかな」。熊本地震の前震からちょうど2年となる来年4月14日のロッテ戦での実現を誓った。

 選手会長に就き、支援活動の中心にもなる。前会長の長谷川勇が主導し、選手会は被災地訪問や被災者のヤフオクドーム招待などをしてきた。柳田は「先輩や球団と話して今年やってきたことを継続したいし、チームとして取り組めたらいい」と表情を引き締めた。

 もっともトークショーでは同期入団の千賀から「来年から選手会長ですから」と振られ「これをやれ、と指示が来るので、それをちゃんとやるのが目標。このまま無難に任期を終わらせたい」と控えめ。さらに「千賀を副会長に入れる案もありましたが、僕がやめました」と裏事情も明かした。まずは豪快な打撃で勇気を。「クスノキ弾」で被災地を明るく照らす。 (小畑大悟)

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メジャー行き質問に柳田が“残留宣言”

 柳田が熊本のファンにメジャー行きを止められた!? 子どもから「メジャーリーガーにならないんですか」と直球の質問。「海外FA(フリーエージェント)権を取れるのが32歳なので。33歳からだとちょっときついかな」と答えた。さらに司会者が来場者にメジャーに行ってほしいか、ホークスに残ってほしいかを問うと、多くのファンが残留を熱望。「残ります! ホークスが好きなんで」と“残留宣言”をしていた。

=2017/12/03付 西日本スポーツ=

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