ソフトB内川 新相棒 成長求め0.5インチ長く 2000安打4月中にウチ立てる!!

西日本スポーツ

■「昭和建設」CM撮影

 新相棒で名球会入り! 福岡ソフトバンクの内川聖一外野手(35)が5日、来年4月中の2000安打達成を宣言した。来季は従来より0・5インチ長くしたバットを使用予定。ここ数年は34インチのバットを使用してきたが、重心を先端に近づけ、スイング中に感じる「ヘッドの重み」を重視する。「個人のことは早く終わらせたい」と、残り25本に迫った節目に向け、新たな武器を手に安打の量産態勢に入る。この日は、福岡県大野城市で住宅販売の「昭和建設」のCM撮影に臨んだ。

 CM撮影を終えると内川は「野球とは違う緊張感がある」と照れた。日本一になったシーズンのオフは、イベントやメディアへの出演依頼が殺到し、例年以上に多忙を極める。そんな状況でも、頭には常に野球がある。そして、一つの決断を下した。

 「僕らは野球を職業として生きている。どうやればさらに成長できるかを考えるのも、この時期は大切なこと。その中で、来年はバットをさらに長くしてみようと思った」

 日ごろから「現状維持は衰退」と口にする35歳には、変化を受け入れる度量がある。ここ数年は34インチのバットを手にし、これまで1975本の安打を積み重ねてきた。33・5インチのバットも使ったことはあるが、34・5インチは初めての挑戦となる。1インチは2・54センチで、その半分となれば差は1・27センチ。「1ミリの差で結果が変わる」と話す打撃職人にとっては、大きな変化だ。

 狙いはスイング中の感覚にある。「バットを長くすることで重心がヘッド(先端)に寄る。体が疲れていない時は反応で対応できるけど、疲れてくると、よりヘッドに意識を持ってバットを使った方が、うまくいくイメージがある」

 一般的に、重心が先端に近くなるほどバット操作は難しくなる。ただ、調子が落ちた時でもバットのヘッドを走らせる感覚を大事にすれば、安定したスイングを続けられるとの考えだ。3年ほど前に自主トレ中の練習で34・5インチのバットを試したときは扱いにくさがあったが、その違和感がなくなり、バットの操作技術が上がった実感を得られたことも、決断を後押しした。

 節目の2000安打まで、残り25本。「個人のことは早く終わらせたい」と4月の大台到達に照準を合わせる。今季も3、4月で32安打とハイペースで安打を量産。3月のWBCに主に代打で出場して取り戻した感覚がある。「世界一を争う舞台に代打で出て、毎打席結果を出そうというがつがつしたものを思い出した」。「打率10割」の理想を追い求めるバットマンは、新たな相棒とともにメモリアルデーを迎える。 (鎌田真一郎)

=2017/12/06付 西日本スポーツ=

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