ソフトB松田 来季も亜細亜シリーズ 頂上決戦でのOB対決熱望 亜大野球部60周年祝賀会に出席

西日本スポーツ

亜細亜大学硬式野球部創部60周年記念祝賀会に出席したソフトバンクとDeNAの各選手 拡大

亜細亜大学硬式野球部創部60周年記念祝賀会に出席したソフトバンクとDeNAの各選手

 亜大出身の松田宣浩内野手(34)と東浜巨投手(27)が「亜細亜シリーズ」の再現を熱望した。9日に東京都内のホテルで開かれた亜大硬式野球部60周年祝賀会に出席。同じく亜大OBで今秋の日本シリーズでも対戦したDeNAの山崎や嶺井とお互いの健闘をたたえ合い、頂上決戦での再戦を誓った。2018年も「亜細亜軍団」が球界の一大勢力となる。

 壇上にズラリと豪華なOBが並んだ。WBC組やタイトルホルダーもいる。日本一を争ったホークスから松田、東浜、高田の3選手、DeNAから山崎と嶺井が出席。60周年の祝賀会で亜大の勢いを見せつけた。「偉大な先輩たちが築いてきたいい伝統をこれからも守っていきたい」。声高らかに誓ったのは松田だ。

 今年の球界でも亜大OBは躍動した。セ・リーグのCSファイナルステージでは最高勝率のタイトルに輝いた薮田や九里らが所属する広島とDeNAが激突。DeNAが下克上で勝ち上がり、パ王者のソフトバンクと対戦した。日本シリーズの晴れ舞台では松田VS山崎、東浜VS嶺井とOB対決も火花を散らした。

 松田が力を込めた。「僕より上の世代の方が少なくなって、若い選手がたくさん入っている。プロにもOBが多い中で盛り上げていきたい。日本シリーズでは山崎と対戦できたし、CSでは薮田や九里が頑張っていた」。日本シリーズでは緊迫した場面で山崎と2度対戦し、内野安打と四球で先輩の面目を保った。

 最多勝に輝いた東浜は出席者から「いいシーズンになったね」と声を掛けられ、相好を崩した。1学年下の嶺井とは沖縄尚学高、亜大とバッテリーを組み、日本シリーズで初めて真剣勝負をした。「プロに入って一度は対戦したいと思っていた。一番の舞台で対戦できて幸せ」と振り返れば、嶺井も「いつも捕るばかりだった。初めて野球をやったという心境で(打席に)立っていた」と不思議な感覚を思い返していた。

 松田、東浜ともに日本一を決める大舞台での“OB戦”は心に刻まれた。だからこそ来年も「亜細亜シリーズ」を熱望した。松田は「頑張った成果として対戦できた。亜細亜のOBでまとまって頑張っていきたい」と決意。東浜も「まずは自分がローテを守っていかないと。お互いにまた対戦できたら」と力を込めた。

 来年1月には恒例の亜大自主トレを予定。地獄の4年間を過ごした母校で寝食を共にし、初心に帰る。松田は「若いOBが活躍して、学生にもモチベーションになると思う」。チーム亜大から目が離せない。 (小畑大悟)

=2017/12/10付 西日本スポーツ=