ソフトB工藤監督2018年の漢字は「真」 ハワイでV2誓う

西日本スポーツ

 【ホノルル(米ハワイ州)倉成孝史】福岡ソフトバンクの工藤公康監督(54)が11日(日本時間12日)、2018年の漢字に「真」を選んだ。今季は2年ぶりに日本一を奪還。監督就任4年目の来季を見据え、昨季逃した連続日本一を達成してこそ「真の日本一」という決意を込めた。世相を表す年末恒例の「今年の漢字」に「北」が選ばれたが、優勝旅行先の常夏の島であらためてV2を誓った。

■2年ぶり挑戦権

 夕暮れのワイキキビーチを背に、工藤監督が力強く色紙にペンを走らせた。記した文字は「真」-。「今年というより、来年に向けてね。また来年、日本一に! 真の強さ、真の日本一となるために勝ち続けないと」。常夏の島で、来季への決意を熱く語った。

 今季は2年ぶりに頂点へ返り咲いた。パ・リーグは94勝で圧勝V。クライマックスシリーズ、日本シリーズでは勢いに乗る敵を力でねじ伏せ、現在の日本球界の最強軍団であることを証明した。チームへの手応えも十分に得たが、決して満足はしていない。

 工藤監督が目指すのは「真」の王者。その理想へ近づくためには、来季のV2は絶対に不可欠だと強調する。「『真』という言葉にはいろいろな意味を込めた。(日本一を)続けてこそ? 目標は高く持ってやらないと」。監督4年目となる来季を見据えた。

 就任3年で2度のリーグ優勝と日本一。完成度を増したチームは常に頂点を期待される存在となった。来季は他球団の「打倒ホークス」の包囲網も強固になることは確実だが、そんな厳しい状況の中で頂点に立てば、本物のチャンピオンになれると信じている。

 来季は「リベンジ」のシーズンでもある。連続日本一を狙った2016年はペナントレースで最大11・5ゲーム差を逆転されてV逸。日本シリーズ出場も逃した。投の主役として支えた1980年代後半から90年代の黄金期の西武のような「真」の王者となるべく、V2へ闘志を燃やす。

 連続日本一への挑戦権を2年ぶりに得た日本シリーズの終了直後から、工藤監督は「優勝旅行が終わるまでは」と来季へ向けたコメントを控えてきた。選手やスタッフ、その家族らと日本一の喜びに浸ることが理由の一つだった。

 2年ぶりに訪れたV旅行先のハワイでは、自身も家族らとともに初日から「常夏」を満喫。満面の笑みで始まったV旅行は、同時に2017年に区切りをつける旅でもある。「今年はハワイが最後のご褒美」。工藤監督は強調した。来季こそ「真」の王者となるため、南国で英気を養う。

=2017/12/13付 西日本スポーツ=

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