ソフトB柳田5.5億が年俸1位! 歴代トップから見える“メジャー行きの法則”とは

西日本スポーツ

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)が23日の契約更改で来季年俸を5億5000万円とし、現役トップに躍り出た。順調なら来季中に国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たすだけに、球団は2億8500万円増と3年契約で引き留めた形だ。2000年以降の日本人選手の稼ぎ頭と、高給の要因を振り返る。

 ◆00年…5億3000万円=イチロー(オリックス)99年は8月末の右手死球で離脱も、6年連続の首位打者(打率.343)で3000万円増。オフにポスティングで米大リーグ・マリナーズへ。

 ◆01年…5億円=松井秀喜(巨人)00年は4番でフルイニング出場し、2年ぶりの本塁打王と打点王。セ・リーグと日本シリーズでMVP、また初の正力松太郎賞にも輝き、1億5000万円増。

 ◆02年…6億1000万円=松井秀喜(巨人)01年は自己最多160安打を放ち初の首位打者。複数年契約の打診は辞退し、単年で1億1000万円増。オフにFAで米大リーグ・ヤンキースへ。

 ◆03年…5億円=中村紀洋(近鉄)02年は全140試合に出場し42本塁打、115打点。FAによる米大リーグ・メッツへ移籍寸前で翻意。前年から据え置きの年俸で残留し、4年契約を結んだ。

 ◆04年…6億5000万円=佐々木主浩(横浜)米大リーグ・マリナーズと結んだ4年契約の最後の1年を破棄し、5年ぶりに古巣復帰。2年13億円の大型契約だった。この年俸が歴代最高とされる。

 ◆05年…6億5000万円=佐々木主浩(横浜)04年途中に不振で引退を申し入れ。慰留を受け現役続行して臨んだが、クルーンの台頭もあって9試合4セーブ、防御率9.00。この年限りで現役引退。

 ◆06年…5億円=松中信彦(ソフトバンク)04年三冠王に続き、05年は本塁打、打点の2冠。06年が3年契約最終年だったが、12年までの7年契約を結び直した。10年までの4年間は年俸5億円。

 ◆07年…5億5000万円=金本知憲(阪神)広島からFA移籍した際に結んだ4年契約最終年だった06年は、MLBでリプケンが持っていた連続イニング出場、連続試合フルイニング出場の世界記録を更新。2億9000万円増で3年契約。

 ◆08年…5億5000万円=金本知憲(阪神)

 ◆09年…5億5000万円=金本知憲(阪神)

 ◆10年…4億5000万円=金本知憲(阪神)2年続けて左膝を手術して臨んだ3年契約最終年の09年は全試合出場も、軒並み成績を下げた。プロ19年目で初ダウンとなる1億円減で、10年は1年契約。

 ◆11年…5億円=ダルビッシュ有(日本ハム)10年は2年連続最優秀防御率。25歳シーズンの5億円到達は、26歳の99年イチローを抜き最年少。オフにポスティングで米大リーグ・レンジャーズ移籍。

 ◆12年…4億5000万円=岩瀬仁紀(中日)09~12年が年俸変動制の4年契約。11年は13年連続50試合登板、7年連続30セーブで史上初の通算300セーブに達し、12年は2000万円増。

 ◆13年…5億7000万円=阿部慎之助(巨人)12年は主に4番として初タイトルの首位打者、打点王を獲得。日本一を導いてセ・リーグMVP、原監督とともに正力松太郎賞に輝き、1億7000万円増。

 ◆14年…6億円=阿部慎之助(巨人)13年は3年ぶり30本塁打などでリーグ連覇に貢献。オフに年俸変動制の2年契約を結び、14年年俸は3000万円増に。松井、佐々木に続き日本人3人目の大台。

 ◆15年…5億1000万円=阿部慎之助(巨人)14年のチームはリーグ3連覇も、自身は首痛もあって規定打席到達者で打率最下位など大不振。15年年俸は9000万円減。11年ぶり2度目のダウン。

 ◆16年…6億円=黒田博樹(広島)米大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに日本復帰した15年は26試合11勝8敗。現役続行し16年は年俸2億円増。25年ぶりリーグ優勝に貢献し、この年限りで引退。

 ◆17年…5億円=金子千尋(オリックス)16年は24試合7勝9敗でキャリア初の負け越し。一方でFA権を行使して残留した14年オフに4年契約を締結しており、17年はその3年目で年俸は据え置き。

 柳田は1988年生まれ。30歳以下のシーズンで日本人年俸トップとなるのは、2000年以降ではイチロー、松井秀喜、中村紀洋、ダルビッシュ有で、ここに柳田が続く。前記4人は全員がその後、米大リーグへ移籍。柳田も順調なら、3年契約最終年となる2020年に海外FA権の取得条件を満たす。契約更改後に「個人的にも日本一のバッターを目指して。誰がどう見てもすごい、そういうバッターかな。あとは子どもが目標にしてくれるような選手になりたい。やっぱ松井秀喜さんとか、そういうイメージです」と話したフルスイング男。3年後、どんなオフを過ごすことになるのだろうか。(金額は推定)

=2017/12/25 西日本スポーツ=

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