ソフトB和田、俺もGG賞狙う 「自分も取ってみたい」

西日本スポーツ

 俺もGG狙う! 和田毅投手(36)が25日、球団の投手では1995年に現役だった工藤公康監督(54)以来、2人目のゴールデングラブ賞に意欲を見せた。今季チーム守備率9割9分3厘のプロ野球新記録を打ち立てた鉄壁の守りに感謝しつつ、ホークス投手陣が縁遠くなっている賞に「自分も取ってみたい」。両リーグで92年の西武だけが達成した、投手を含めた内野陣ゴールデングラブ賞ジャックを目指す。

■工藤モデルのグラブを愛用

 今季GG賞を獲得したホークスの野手は、12球団トップの4人。投手からすると、これほど頼りになることはない。和田は「日本一の守備に守ってもらっているわけだから、それは投げやすい」と鉄壁の野手陣への感謝を述べた。

 だからといって、任せっきりにするつもりはない。「やっぱり、自分でも取ってみたい」。プロとして個人賞の意義も理解するベテランは、涼しい顔でも野心を隠さない。

 トレーニングでヤフオクドームを訪れた左腕は、バッグの中に2018年シーズンで使用するグラブも忍ばせた。投手が使用するグラブに用いられる色の緩和に伴い、ひもの色を明るく設定。「今回は主張した」と納得の出来栄えだ。ただ、見た目は変わっても、グラブの型は大学時代から基本的に変わっていない。そのモデルとなったのが、工藤監督のものだ。

 ホークスの投手として唯一、GG賞に輝いたのも1995年に現役だった工藤監督。和田は愛用し続けるグラブについて「普通の投手用より小さいと思うけど、扱いやすい」と明かした。

 日本球界に復帰し最多勝に輝いた昨季は、けん制でランナーを刺すシーンも多々あり、GG賞初受賞への期待も高まった。だが、ふたを開ければロッテ涌井に大きく差をつけられ、2位だった同僚の武田と1票差でリーグ3位だった。

 投手を含めた内野手のGG賞を同一チームで総ナメにしたのが、92年の西武だ。今季のホークスと同じチーム失策数は史上最少の38個。九つの守備位置のうち、8人を西武勢で占めた。

 今年のGG賞の表彰式で、5年連続6度目の受賞となった三塁の松田は「来季は投手以外の内野陣全員で同賞を独占し、表彰式に戻ってきたい」と内野陣でのジャックを宣言。投手以外という表現を見返すためにも、左腕は9人目の野手として守りも磨く。 (鎌田真一郎)

=2017/12/26付 西日本スポーツ=

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