ソフトB晃「行列」北村弁護士とタッグで“勝訴” 1億6000万円+出来高ゲット

西日本スポーツ

■2000万円増更改

 満足度100%! 福岡ソフトバンクの中村晃外野手(28)が25日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸1億6000万円プラス出来高でサインした。初めて代理人を立て、日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」に出演する北村晴男弁護士(61)とタッグ。9項目の出来高を勝ち取り、年俸と合わせ総額2億円も可能な契約を結んだ。最強代理人を伴った満足度100%の交渉で来季は3年連続の全試合出場を目指す。 (金額は推定)

 テレビでおなじみの最強弁護士を伴って、中村晃が会見場に姿を現した。左隣に北村弁護士が着席。普段は仏頂面?の2人が、時折にこやかな表情を浮かべた。中村晃は「いろいろ出来高を付けてもらった。納得できました」。タッグで“勝訴”を勝ち取った。

 争点を出来高に定め、行列のできる弁護士と手を組んだ。「どうしても出来高を付けてもらいたかった。1人じゃなかなか難しい」。代理人を選定する際に関係者を通して、北村弁護士に要請。元高校球児で過去には武田久(当時日本ハム)の代理人を務めており、うってつけの人物だった。

 「野球もよく知っている方なのでいい交渉をしてくれると思った」。夏場に接触し、シーズン後に正式に依頼した。北村弁護士は「ホークスの中でも出塁率が高い。それに全試合出場と5年間継続してやっていること。この三つがポイント」と論点を絞って訴えた。

■北村弁護士に「感謝」

 交渉では9項目の出来高条項を手にした。詳細は明かされていないが、アピールポイントの出場試合数、出塁率、四球数などとみられる。中村晃は「けがをせずに1年間しっかり出られれば、達成できると思える数字。モチベーションにもなる」。年俸の1億6000万円に加え、出来高条項をクリアできれば総額2億円に到達すると断言した。

 さらに順調なら2019年シーズン中に取得する国内フリーエージェント(FA)権を見越してのパートナー選びだった。「FAが近づいてきたのもある」。先日の柳田のように球団ではFA権取得前の大型契約も可能。「自分一人でやらなくて良かったと思った。僕的には思った以上に(出来高を)付けてもらって、本当に感謝している」と北村弁護士に頭を下げた。

 最強弁護士の力添えを得たことで野球に集中できる環境も整った。「個人的には成績も良くなかった」と2年連続の全試合出場を果たしたが、納得はしてない。松中氏の三冠王をアシストした個人トレーナーともタッグを組み、来年1月は沖縄・宮古島で始動する。「体をつくって143試合しっかり出る。それだけです」。出来高のクリスマスプレゼントを手に試合出場率100%を目指して11年目のシーズンに向かう。 (小畑大悟)

    ◇      ◇

■北村弁護士「さすが日本一球団」 スピーディーな交渉称賛

 北村弁護士が、ホークス球団の交渉をたたえた。プロ野球選手の契約更改に同席したのは、2008年に日本ハムの武田久の代理人を務めて以来9年ぶり。交渉後「(ホークスは)さすが日本一の球団。細かいところまでこちらの話を聞いていただいた。最初から評価していただいた部分も、途中から評価してもらった部分もある。大変スピーディーだった」と感想を述べた。三笠球団統括本部統括本部長は「番組で見るような感じではなく、普通の方だった」と、笑顔で印象を語った。

=2017/12/26付 西日本スポーツ=

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