ソフトB松田、箱根V4青学に「乗っかる」!! バットで奏でるハーモニー大作戦

西日本スポーツ

グアムへ自主トレに出発する(右から)松田、宮崎(オリックス)、古沢 拡大

グアムへ自主トレに出発する(右から)松田、宮崎(オリックス)、古沢

 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(34)が6日、今季の連続日本一へ、大学陸上界の名将のスローガンを自身のテーマに拝借した。青学大の原晋監督(50)が箱根駅伝4連覇へ掲げた「ハーモニー大作戦」。選手個々の力をまとめて調和させるという考えを、ホークスにも浸透させる一方、松田自身も長打力を磨き直し、華麗な音階を奏でていく。この日は、毎年恒例のグアム自主トレへ、古沢勝吾内野手(21)らと福岡空港から旅立った。

■「もう一度30発」

 良いと感じたものを、取り入れない手はない。プロ13年目へ、松田のテーマは「ハーモニー大作戦」。出典はもちろん、青学大の原監督だ。史上6校目の箱根駅伝4連覇を達成した今年のスローガンを拝借。連続日本一への道筋と重ねた。

 「(現4年生が)1年生から4年間ずっと優勝しか知らないって、なかなかない。何かが違う。乗っかりたい」。選手が毎年入れ替わる大学スポーツの難しさは、亜大時代に主将を務めた松田も十分に理解している。「ハーモニー」という言葉でチームをまとめた原監督の手腕に引かれた。

 昨季はレギュラーシーズン94勝。「うちもハーモニー、あったよね」。確かに個々の選手が力を発揮し、調和した。できたことを再現するためにも、あえて言葉にした。さらに「原監督の発言が好き。ナントカ作戦とか。現実に勝った」とまくし立て「会ってみたい。うちのカミさん(恵理夫人)も青学(出身)だから」と笑った。

 投打に強烈な個性を放つホークスナイン。調和の度合いを高めるために、松田のバットが奏でる快音は「35本、27本、24本と来ているので、もう一度30本を」と長打力を優先させる。「20発打てる選手は、ホークスでもなかなかいない。3割10発なら安定感はあるかもしれないけど、他の選手が使われるのではないか」と方向性を定めた。

 常夏のグアムで過ごす約10日間の自主トレ。1軍デビューがない4年目の古沢の尻をたたきつつ、大汗をかき、4年連続フル出場への土台をつくる。「秋山さん、松中さんの名残。古風かもしれないけど、へとへとになるまで走って、水を浴びながらやるっていうのは、この1月しかできない」。鼻歌交じりでグアムへ飛び立った。 (谷光太郎)

=2018/01/07付 西日本スポーツ=