ソフトBドラ2高橋礼に「入寮祝い」の金言 サブマリン先輩牧田からの成功への3カ条とは?

西日本スポーツ

 サブマリン大リーガーから金言だ! 福岡ソフトバンクのドラフト2位高橋礼投手(22)=専大=に8日、米大リーグ・パドレスへの入団が決まった牧田和久投手(33)からメッセージが届いた。この日、筑後市の若鷹寮に入寮した高橋礼は、同じアンダースローで尊敬する牧田、元ロッテで、新日鉄住金かずさマジックで現役を続ける渡辺俊介の本を持ち込んだ。近年のサブマリン界をけん引した両氏の言葉を胸に、プロの世界を生き抜く覚悟だ。

■「一生覚えておく」

 188センチの高橋礼は「早く練習したい」と胸を高鳴らせながら入寮した。気持ちを高揚させるサブマリンに、憧れの先輩から「入寮祝い」が届いた。米大リーグ・パドレスへ入団が決まった牧田からのメッセージが、知人を通じて長身サブマリンに伝えられていた。

 牧田はNPB通算53勝を挙げ、2013、17年のWBC日本代表にも選出された。現役プロでは最も成功しているアンダースロー。その先人からのメッセージは、成功への3カ条だ。

 (1)自分の持っているものを生かすこと(2)その上で考えて、新しいことに取り組むこと(3)私生活でもヒントは転がっている-というものだった。

 高橋礼は「一生覚えておく」としっかり胸に刻んだ。「(パドレスから)いい評価を得て行くのは同じアンダースローとしてうれしい。上手投げで球が速いことが主流の中で、下手で遅い球で活躍してほしい」と海を渡る牧田の奮闘を心待ちにする。

 さらに、寮にも先人たちの意志を受け継ぐように、本を持参した。大学時代、父に買い与えられた牧田の写真グラフと、先輩に贈られた元ロッテで、新日鉄住金かずさマジックで現役を続ける渡辺俊介の著書「アンダースロー論」だ。

 大学時代も調子を落とすと度々読み直す“精神安定剤”だった。「気持ちがぶれそうになったときは力を借りたい」と両人へ最大級の敬意を払い、「オーバースローの人が分からないこともたくさんある。吸収する立場になるけど、いつか話し合える場ができれば」と牧田や、交流のある渡辺らとの「サブマリン会」の結成を熱望した。

 まずは「開幕1軍」に照準を合わせ、年始から母校専大松戸高でトレーニングを積んできた。脈々と引き継がれる、サブマリンの系譜を途絶えさせるわけにはいかない。日本球界において牧田が抜けた穴を埋めることは、高橋礼の使命だ。 (鎌田真一郎)

=2018/01/09付 西日本スポーツ=

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