ソフトB今宮、自主トレ公開 有志20人の支援に感謝 キャリアハイ更新誓った

西日本スポーツ

自主トレを終えて記念撮影する(手前左から)高田、今宮、曽根、川瀬 拡大

自主トレを終えて記念撮影する(手前左から)高田、今宮、曽根、川瀬

 キャリアハイ連続更新で恩返し! 福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(26)が8日、福岡県苅田町の施設で自主トレを公開した。高田、曽根、川瀬との自主トレに有志のサポーター「チーム今宮」として20人も集結。球場、車両、食事などで受ける全面支援に対する感謝を結果で恩返しするつもりだ。昨季は打率、本塁打、打点、盗塁といずれもキャリアハイを記録。今季は「昨季の自分超え」で再び最高の数字を目指す。

■柔軟性強化にヨガ

 おそろいのパーカを身につけ、新シーズンへ動き始めた。右肩付近には「絆」の一文字。今宮は自主トレを支えてくれる「チーム今宮」の仲間たちと汗を流した。雨のため福岡県苅田町の室内施設でノックやフリー打撃を実施。20人もの有志がトレーニングを支えてくれた。

 「これだけサポートしてくれる人がいる。その人たちのためにも頑張りたい、期待に応えたいという思い。一から十までいろんな方のサポートを受けている。本当に感謝しかないです」

 2年目の北九州自主トレは7日に始まった。打撃3部門に盗塁もキャリアハイを飾った昨季と同様にテーマは「切れと瞬発力を求める」。個人トレーナーの江島宏祐氏(36)から指導を受け、バスケットボールを使ってのトレーニングなど遊びの要素も取り入れる。さらに今自主トレではヨガを導入する。江島氏は「柔軟性を強化するのと寒い時期なのでけがを防止するため」と説明した。

■大谷球場無料開放

 ソフトバンクの戸部、明豊高の後輩で広島の山野両打撃投手も参加。打ち込む環境も十分すぎるほど整っている。その他にも「ボール拾いも率先してやってくれる」と友人らも駆けつけた。ハード面でも観客らに無料開放することを条件に北九州市から大谷球場を無償で借り受けている。初日の7日は3329人の観衆を動員。レンタカーの無償貸与やスポーツジムの使用許可、唐揚げ店から弁当の提供など自主トレの地北九州で多くのサポートを受けている。

 支援者への恩返しは、自己ベストを記録した昨年を上回る成績だ。「キャリアハイと言われたけど、最低限の成績を残しただけ。今年、キャリアハイを残すことに意味がある」と力強く語った。

 毎年最大の目標とするゴールデングラブ賞に加え、昨季に続くベストナインと目標は多い。入団以来指導を受けた鳥越コーチがロッテに去り、「もっと上にいけるかいけないかを左右する1年になる」と覚悟している。

 松井(西武)、小坂(ロッテ2軍内野守備走塁コーチ)に憧れてきた今宮。「理想のショート像は変わってきた。上をいって今までにいないショートだと言われるように自分でつくりあげていきたい」。仲間の支援に応えるためにも、スーパー遊撃手への道を歩む。 (小畑大悟)

=2018/01/09付 西日本スポーツ=