ソフトBドラ2高橋礼、特注スパイク 本格派サブマリンへ左かかと強化

西日本スポーツ

 「左かかと」から夢に踏み出す! ドラフト2位の高橋礼投手(22)=専大=が“特注スパイク”で開幕1軍争いに割って入る。西武から米大リーグのパドレスに移籍した牧田和久投手(33)と同様、左脚主導のフォームから力強い真っすぐが最大の武器。一連の投球動作の中で左足を踏み出す際、より強い衝撃が加わる「かかと部分」を特殊加工してルーキーイヤーに挑む。憧れの牧田に続く“本格派サブマリン”として、サバイバルを勝ち抜く。

■メーカーと相談

 「絶滅危惧種」とも評される投法で、プロの世界に飛び込んだ。高橋礼が歩むのは本格派サブマリンへの道。「真っすぐの球威で勝負する」。有言実行のために、用具提供を受けるメーカーと相談し、スパイクの左かかとに透明な樹脂による特殊加工を施した。

 「アンダースローの脚の使い方には、大きく分けて、二つの投げ方があるんです」。元ロッテの名サブマリンで、現在は社会人の新日鉄住金かずさマジックで現役を続ける渡辺俊介の著書を研究。高橋礼は牧田と同じ左かかとから強く踏み出すタイプだという。

 渡辺のように軸足の右脚にぎりぎりまで体重を残す投手は、低いリリースポイントから浮き上がる球の角度で勝負するタイプ。比較的早い段階で、体重を左脚で受け止める牧田らは球威で勝負するタイプ。高橋礼も「左脚を使って(体の回転運動を)加速させるイメージです」と口にする。

 牧田は130キロ前後の直球主体で押すスタイル。最速141キロの高橋礼も「大学時代は130キロ台半ばから後半」と下手投げでは速い部類だ。球威を求めて強く踏み出すため、大学時代には左かかとの革が破れたこともあり、透明な樹脂による強化を思いついた。

 10日からの新人合同自主トレは、きょう15日が初の本格的な休養日。11日に東京都内であった日本野球機構(NPB)の新人選手研修会以外は動きっぱなしだったが、即戦力候補のルーキーは充実の表情だ。「思ったより動けました。筋トレも増やしたのでお尻やハム(太もも裏)の筋肉がパンパン」と笑った。

 16、17日は大学に出席するために上京。18日から新しい特注スパイクを履いて練習する。29日までの新人合同自主トレ期間中にブルペン入りする予定。「自分の持ち味をどんどんアピールしていきたい」。本格派を追求するサブマリンが目標の開幕1軍へ弾みをつける。 (谷光太郎)

=2018/01/15付 西日本スポーツ=

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