J3北九州、「昇格」「地域密着」を両立 森下監督 会見で抱負

西日本新聞

 2018年シーズンからギラヴァンツ北九州を率いる森下仁之監督(50)が11日、小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州で就任会見に臨んだ。「(J2に)昇格し、地域に愛されるクラブになる。二つを両立したい」と力強く述べた。新任の強化育成本部長、佐野達氏(54)も同席し、強化方針などを説明した。

 森下監督は「クラブが生まれ変わろうとする時期にオファーをもらいうれしい」と語り、「柔軟性ある戦い方が持ち味。全員が攻守に関われるメカニズムをチームに植え付けたい」と意気込んだ。

 昨年は、九州産業大の監督としてギラヴァンツとも練習試合で対戦。「プロのプライド、熱さが少し足りないと感じた」と印象を振り返り、「トレーニングから激しさを求める」と力を込めた。

 14年は、当時J3だったツエーゲン金沢を率いて優勝。J2に導いた。昇格を経験した手腕に期待がかかる。森下監督は「当時の金沢は北陸新幹線開通を控え、地域が一つになっていた。選手も『街のために』と、大事に戦って成長した。同じような良いサイクルを生み出すことが重要」と話した。

 佐野強化育成本部長は昨季、試合終盤の失点が多かったことを挙げ、「気持ちとフィジカルの弱さがあった。選手には、全ての力を昇格に注ぐよう伝える」と強調。加えて「ファンあってのスポーツ。選手の地域イベントへの参加を増やし、市民との関わりを大事にする」と、地域密着の方針を打ち出した。森下監督も「疲れることもあるかもしれないが、地域での活動をした上で、結果を出せたら素晴らしい」と賛意を示した。

 昇格への自信を問われた森下監督は「覚悟を持って北九州に来た。昇格したいと思う。いや、絶対昇格します」と誓った。


=2018/01/19付 西日本新聞朝刊=

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