中越が特別戦初優出初V MB誕生祭 【大村】

西日本スポーツ

 2018年一発目の特別戦となる大村ボートのG2「第21回モーターボート誕生祭~マクール賞~」(優勝賞金400万円)は最終日の20日、12Rで優勝戦を行い、断然人気を背負った1号艇・中越博紀(33)=香川=がインから堂々押し切って快勝。特別戦初優出初Vの快挙を達成するとともに、来年3月の戸田SGクラシックの出場権を獲得した。2着には峰竜太、3着には菊地孝平が入線。

 なお、6日間の総売上額は約43億円で、目標額(35億円)を大幅に上回った。

■ヒーロー

 普段は寡黙のしゃべり下手。おまけに照れ屋の“緊張しい”。そんな中越がしゃべりにしゃべった。「ちょっと信じられないですね。足に関しては完璧で、いうことなかった。ただ、レースに関してはあまり覚えていません(笑)。ファンや周囲の人の応援が頭に浮かんで、うれしかった。スター選手がこれだけいるのに、優勝したのがボクですいません」。水面上でも表彰式でも、何度も何度も頭を下げた。それほど大きな喜びと感謝だった。

 決して楽な戦いではなかった。6枠の菊地の前付けは必至の状況。それでも「エンジンはずっと良かった。Sもしっかりと準備できていた」と好機力、そして自分を信じた。終わってみれば、SG覇者5人を相手に完勝V。最後は気持ちの強さで押し切った。

 特別戦初優出初Vの快挙。来年3月にはクラシックでSGデビューを迎える。「SGはずっと目標にしていたので、素直にうれしい」。だがそこで満足するわけにはいかない。「そこで通用するための力をもっとつけたい」と視線はすでに先を見据える。まだまだ伸びしろはタップリ。来る大舞台に備え、さらに地力を蓄える。 (渡辺)

 ◆中越 博紀(なかごし・ひろき)1984年生まれの33歳。2003年11月に93期として、まるがめでデビュー。同年12月に初1着を挙げた。09年のびわこ新鋭王座でG1初出場。特別戦では今大会が初優出、初優勝。同期には渡辺浩司、馬場貴也、長田頼宗、杉山裕也、真庭明志らがいる。

 【優勝戦VTR】

 菊地の前付けには全艇が抵抗。進入はS展示同様、枠なりオールスローとなった。スリットはほぼ横一線。負けないSを決めた中越が難なく先マイに成功。BSに入ると後続を一気に突き放した。辻の全速戦は大きく流れ、ブイ際を鋭く差した峰が2番手争いをリード。3艇がもつれた3着争いは、菊地が混戦を抜けだして確保した。

=2018/01/21付 西日本スポーツ=

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