J2福岡 輪湖左SBからトドメ“刺す” 「攻撃のバリエーション増やしたい」「昇格任せてください!!」 雁の巣球技場で練習

西日本スポーツ

充実感たっぷりの表情で練習から引き揚げるJ2福岡の輪湖(中央) 拡大

充実感たっぷりの表情で練習から引き揚げるJ2福岡の輪湖(中央)

 攻撃力アップのキーマンだ! J2アビスパ福岡のDF輪湖直樹(28)が左サイドからの攻撃を活性化させる活躍を誓った。昨季までJ1柏で主力だった左サイドバックは勝負どころでの攻撃参加が持ち味。福岡市の雁の巣球技場で行われた24日の攻撃練習でも左サイドバックのポジションをほぼ一人で任され、質の高いプレーを見せた。今季は左サイドが大きな得点源になりそうだ。

 アビスパの左サイドに大きな翼がついた。J1柏から新加入した輪湖が“不動”の左サイドバックとして早くも存在感を見せている。「攻撃に厚みを持たせたい。バリエーションを増やせたらすごくいい」。効果的なクロスを上げた攻撃練習を終えた後、充実感をにじませながら話した。

 福岡は昨季、駒野の正確なクロスを生かした右サイドからの攻撃を主体に戦った。新たな攻撃パターンを構築するため、このオフは元日本代表の森本、新外国人のトゥーリオらFWを積極的に補強。「いろいろなタイプの選手の個性を生かし、得点を引き出したい」と話す輪湖が駒野とともに攻撃の起点になれば、J2制覇に近づくことは間違いない。

 アシスト役だけではない。勝負どころでの決定力も輪湖の魅力だ。2015年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でロスタイムに決勝ゴールを挙げ、16年にJ1で戦った福岡戦では後半41分に勝ち越しゴール。「勝ちたいと思う気持ちがゴールにつながった。そういうプレーを(今後も)したいと思う」。16年はカップ戦も含め福岡戦で3試合2得点。「技術が高く、戦術眼もあり、われわれの試合で得点もしている。左利きの選手はうちに少ない。大きな戦力になる」と井原監督は攻守両面での活躍に期待している。

■J1柏から新加入

 福岡は昨季42試合にフル出場した左サイドバックの亀川が柏に移籍。昨季J1で4位の柏でバリバリのレギュラーだった輪湖が入れ替わるように加入した。「自分を必要としてくれた。みんなで力を合わせてJ1に上がるという面白みがあると思って(福岡入りを)決断した」。08年から13年まではJ2の3クラブを渡り歩き、柏でレギュラーをつかんだ。J2の厳しさも知るレフティーの言葉には説得力がある。 (向吉三郎)

 ◆輪湖直樹(わこ・なおき)1989年11月26日生まれ。茨城県出身。柏の下部組織にU-12(12歳以下)から所属し、2008年に同U-18(18歳以下)からJ2甲府に加入。10、11年は徳島、12、13年は水戸といずれもJ2でプレーし14年にJ1柏に移籍。15年からレギュラーに定着した。J2でリーグ戦116試合出場2ゴール。J1では89試合出場4ゴール。DF。利き足は左。171センチ、65キロ。

=2018/01/25付 西日本スポーツ=

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