「天国の星野さんに見てもらいたい」楽天からトレード、最後の4番 鷹新加入の西田が初練習

西日本スポーツ

 昨年11月に楽天からトレードでソフトバンクに加入した西田哲朗内野手(26)が27日、元楽天監督で4日に急逝した星野仙一氏にささげる「定位置取り」を誓った。2014年までの4年間は監督として率いた星野氏の下でプレー。宮崎キャンプでのA組スタートが決まっている新戦力は数々の恩を返すべく、新天地ホークスで勝負を懸ける。

 「信じられなかったですね…」。最後に顔を合わせたのは、仙台での楽天の球団行事に参加した12月上旬。「元気か? 何かあったら、いつでも連絡してこいよ」。普段と変わらない優しい口調ながら、やせていたと感じた。「そばにいたマネジャーさんに、ダイエットしてる、って言われて…」。当時は、最悪の状態を知るよしもなかった。

 西田がプロ入り最多の131試合に出場した14年。星野氏の監督として最後の采配となった10月7日のオリックス戦(コボスタ宮城)では「4番遊撃」でスタメン起用された。「たくさん期待をしていただいて…。でも、結果を残しきれなかった。レギュラーを取りたいし、天国にいる星野さんに見てもらいたい」

 年明けの7日から楽天嶋らと星野氏の故郷、岡山にあるマスカットスタジアムで自主トレを行った。施設が整った同スタジアムは楽天の秋季キャンプ地。星野氏の配慮で昨年の自主トレでも汗を流したという。20日に打ち上げ、27日は筑後のファーム施設に初めて足を運んだ。黒瀬と一緒にキャッチボールやマシン打撃で汗。「二塁、三塁、遊撃、どこでも守れるように準備をして、試合に出たい」。ただし、ユーティリティーに甘んじるつもりはない。誰よりも勝利への執念を燃やした闘将の教えに報いるのはレギュラーだと自分に言い聞かせているからだ。 (谷光太郎)

=2018/01/28付 西日本スポーツ=

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