ソフトB開幕投手は? 和田、東浜、千賀がキャンプ直前練習から火花

西日本スポーツ

■あすキャンプイン

 外は雪でもドームは真夏! 福岡ソフトバンクの開幕投手を巡るバトルが30日、幕を開けた。福岡市の筥崎宮での必勝祈願を終えると、昨季の開幕を託された和田毅(36)、最多勝の東浜巨(27)、勝率第1位の千賀滉大(25)と開幕投手の有力候補が続々とヤフオクドームのグラウンドに異例の集結。あす2月1日の宮崎キャンプ初日を前に早くも火花を散らせた。石川柊太(26)、摂津正(35)、中田賢一(35)の各投手ら開幕ローテ入りを狙う選手も登場。先発陣の戦いは熱くなる一方だ。

■「2・1」へ隙なし

 小雪舞う極寒の必勝祈願から一転、本拠地のグラウンド上で熱い戦いの火ぶたが切られた。和田が外野を黙々と走る一方で、千賀や東浜がキャッチボールで肩を温める。開幕投手有力候補が一同に集結。キャンプインが待ちきれないと言わんばかりだ。

 神前でV2を誓った開幕投手候補は、ヤフオクドームで講習会やインフルエンザの予防接種などを終えると練習着でグラウンドに飛び出した。31日は宮崎への移動やパレードで練習時間を確保しづらいだけに、予防接種の直後で動きは抑え気味でも「2・1」に備えた。キャンプイン直前に本拠地で先発陣がズラリと並んでのトレーニングは異例の光景だ。

 今キャンプのA組投手陣は13人(サファテとモイネロはキャンプイン時不在。岡本が右ふくらはぎ痛でB組へ)の少数精鋭で、うち先発候補は開幕投手候補の3人と中田、武田、石川、バンデンハーク。途中でB組から5、6人を昇格させて競争をあおる方針だ。それでもトップを走る和田、東浜、千賀に隙はない。

 12球団屈指の層の厚さを誇る先発陣。倉野投手統括コーチは「自覚の表れだと思う。成績を残した人もうかうかしていたら下からいい投手が出てくると分かっているんだろう」とうなずく。この日25歳になった千賀は「そういう(努力をした)人たちが残るのかな」と生き残りに必死でバースデー気分など全くない。東浜も「(昨年)どれだけ投げていようがスタートは一緒。もう競争は始まっている」と言い切った。

■武田も戻って汗

 さらに石川、中田やB組スタートの摂津と開幕ローテ入りを狙う投手陣も登場。石川は「すごく意識の高い集団。競争は始まっているし、自分の意識をもっと高めないといけない」と気を引き締めた。所用で球場を後にした武田も再び戻って汗を流した。

 必勝祈願前にもホークスナインはヤフオクドームに集合。今季初のチーム全員での顔合わせに、工藤監督は「(トレーニングを)やってきたなと分かる選手もいたし、みんないい表情をしていた」。2年連続日本一を目指す選手たちは、さらにたくましくなった。チーム全体の高い意識を体現する先発陣。2カ月後の「3・30」開幕へ、ハイレベルの競争が宮崎でも続く。 (小畑大悟)

=2018/01/31付 西日本スポーツ=

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