ひながTリーグで羽ばたく 東京五輪「金」へ「もっともっと強く」 Tリーグ男女各4チーム発表

西日本スポーツ

 華やかにライトアップされた壇上で、早田ひな(17)=日本生命、福岡・希望が丘高2年=は日本卓球界の新たな挑戦に胸を躍らせた。海外のトップ選手も集まって10月に開幕予定のTリーグ。その理念やチームの発表会見に出席した。

 「東京五輪も日本で開催される。その雰囲気を経験できる。自分のものにして、五輪につなげたい」。早田は新リーグを通して2020年を見据えた。

 Tリーグの結果は五輪代表選考に影響する世界ランキングに関係しない。思い切って自分の力や取り組んでいることを試せる。早田は昨年、マレーシアで開催された国際大会「アジア太平洋リーグ」に参戦。やはり世界ランキングに関係しない同リーグで実戦を通じて技術向上に励み、所属した「チーム・メイズ」の団体優勝にも貢献した。

 「ワールドツアーでは勝ち上がらないと対戦できない海外のトップ選手と試合をできるのは大きい」。その場が日本なら、移動や時差の負担が少なくなるメリットもある。早田は16年リオデジャネイロ五輪女子シングルス、団体の金メダリスト、丁寧(中国)の名を挙げ「来てくれるなら対戦したい」と熱望した。

 昨年は世界選手権の女子ダブルスに同学年の伊藤美誠(スターツ)との「みまひな」ペアで臨んで銅メダルを獲得。今年1月の全日本選手権も伊藤と組んで優勝した。卓球界の「顔」の一人として呼ばれた今回の会見で、早田は競技普及への思いも口にした。

 現在一流選手のプレーを国内で見られる機会は、全日本選手権やジャパンオープンなどに限られる。「多くの方に観戦していただいて、卓球の面白さを知ってもらいたい」。自身の武器はサウスポーからの強打。「実際に会場で見たら、ボールの緩急や軌道、スピードが分かって面白さを感じることができる」と呼び掛けた。

 契約する日本生命のメンバーとしてTリーグに出場するかは未定だが「このTリーグに参戦して、もっともっと強くなって東京五輪では団体、個人で金メダルを取れるようになりたい」。20年東京のヒロイン候補は力強く誓った。 (伊藤瀬里加)

 早田ひな(はやた・ひな)2000年7月7日生まれ。北九州市出身。4歳から地元の石田卓球クラブで競技を始める。福岡県中間市の中間東中1、2年時に女子シングルスで全国中学校大会を連覇。2年時の14年にワールドツアー、チリ・オープンで史上最年少での決勝進出を果たした。福岡・希望が丘高では1年で全国総体女子シングルス優勝。166センチ。左シェークハンドドライブ型。最新の世界ランキング(今年2月)は14位。

 Tリーグ 初年度は2018年10月から19年3月に行われ、男女各4チームによる団体戦(試合形式未定)で競う。リーグ戦(レギュラーシーズン)は7回戦総当たりで各チーム21試合となり、リーグ戦の1、2位によるファイナルの勝者が優勝となる。実業団チームが中心の現行の日本リーグも、Tリーグとは別に開催される。

=2018/02/08付 西日本スポーツ=

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