東京五輪へ 奥野、“粘力”森下魂胸に2度目参戦 延岡西日本マラソン11日号砲
第56回延岡西日本マラソン(西日本新聞社など後援)は11日、宮崎県延岡市役所前を発着点とするコースで行われる。五輪、世界選手権代表ら多くのトップランナーを育てた大会にマラソン2度目の奥野翔弥(24)=トヨタ自動車九州=ら招待選手14人を含むランナーが挑む。スタートは午後0時5分。10日には同市内のホテルで開会レセプションがあり、3連覇を目指す松尾良一(26)=旭化成=が「日向路を精いっぱい走り抜く」と選手宣誓。選手らが健闘を誓い合った。
■日体大3年時以来のフル
奥野が狙うのは「来シーズンにつなぐ勝利」だ。「若手の登竜門と言われる大会。ここで勝ちきりたい。勝って、次のシーズンに3大マラソン(福岡国際、びわ湖毎日、東京)で勝負したい」。2020年東京五輪への道を頭に描きながら、延岡での決意を表した。
日体大3年時の14年、夏合宿の仕上げで出場した北海道以来の42・195キロ。卒業後に「生きていく道はマラソン」と定め、1992年バルセロナ五輪銀メダリストの森下広一監督に指導を受けて2年目で「実業団初マラソン」に挑む。
出場を1年前に決め、2時間7分39秒のベストタイムを持つチームの先輩、今井正人らにもまれながら照準を合わせてきた。「質の高い練習をこなせた。自信を持って臨める」。昨年12月の甲佐10マイル(熊本)で47分19秒の自己新を出し、今年元日の全日本実業団対抗駅伝最終7区(15・5キロ)を任された(区間9位)のを経て、延岡のスタートラインに立つ。
■助言は「楽しめ」
9日のミーティングで「最初からきついのがマラソン。何度も苦しい時が来る。そこで楽しめ」と助言した森下監督は「100パーセントでなく、120パーセントの力を出せるかどうか」と求める。粘り強さで鳴らしたマラソンのレジェンドの下から新鋭が出現するか。 (安部裕視)
◆奥野翔弥(おくの・しょうや)1993年4月10日生まれ。静岡県出身。愛知・豊川工高3年時の第62回全国高校駅伝5区(3キロ)で区間賞獲得。日体大3、4年時には第91、92回箱根駅伝でエース区間の2区(23・1キロ)を走ってそれぞれ14、12位。卒業後にトヨタ自動車九州へ。165センチ、54キロ。
=2018/02/11付 西日本スポーツ=




























