ソフトバンク3年目のドラ1高橋純に若田部コーチが珍指令

西日本スポーツ

ブルペンで投げる高橋純 拡大

ブルペンで投げる高橋純

 高卒3年目の高橋純平投手(20)が22日、若田部健一1軍投手コーチ(48)から愛あるゲキをとばされた。「そろそろペースを上げないと、いつまでも待ってはもらえない」。B組スタートでキャンプ終盤もA組昇格候補に名前が挙がらないドラ1右腕の現状を、同コーチが危惧した形だ。

 同コーチは、高橋純に球場で西スポを読むよう指示していた。今キャンプの紙面はA組昇格した育成左腕の長谷川宙ら同世代の選手の記事も多い。ライバルたちの記事を見て、自分の立ち位置を認識してもらおうという狙いだ。高橋純も早朝の球場で「ないですかね…」と新聞を探していた。

 厳しい言葉は、3球団が競合した高橋純の潜在能力を認めるからだ。「能力は高いのは間違いないが、もう3年目だから」。今キャンプではオフに取り組んだ新フォームを見直すなど試行錯誤が続くが、同時にアピールも欠かせない。

 4球団競合の末、前身のダイエーに入団した同コーチは大卒1年目の1992年に10勝をマーク。3年目の94年にも10勝を挙げるなど、先発の柱として活躍した。22日は工藤監督が見守ったブルペンで懸命に腕を振った3球団競合右腕が目覚めれば、強力投手陣の層の厚さはさらに増す。

=2018/02/23付 西日本スポーツ=