ソフトB東浜と岩崎、侍デビュー準備OK ロッテと練習試合…視察した建山コーチの評価は?

西日本スポーツ

 オーストラリア代表との強化試合(3月3、4日)で日本代表「侍ジャパン」に選ばれている東浜巨投手(27)と岩崎翔投手(28)が“日の丸準備”を整えた。ロッテとの練習試合(宮崎アイビー)でともに無失点投球を披露。視察した同代表の建山義紀投手コーチ(42)は、初のフル代表入りを果たした両右腕に及第点を与えた。3月3日の強化試合(ナゴヤドーム)で“侍デビュー”を果たす両右腕だけでなく、千賀も同日に登板予定。3投手による“ホークスリレー”が実現する可能性も出てきた。

■「8回の男」成長

 侍デビューへ、準備は整った。6回に登場した岩崎は最速151キロの直球が走り、1回を無失点。見守った自軍の工藤監督を「ボールが走っていた。実績を残すと違う」とうならせた。キャンプ序盤に見舞われた首痛の不安をみじんも感じさせず、昨季「8回の男」として72試合に登板し、最優秀中継ぎのタイトルに輝いた貫禄を見せつけた。

 「この時期にシーズンと同じ配球をする必要はない。やりたいことをやれた」。当の本人が言及したのは結果よりも内容。特に重視したのは、実戦で今年初めて解禁した変化球だった。例えば、追い込みながら先頭の井上に浴びた右前打。本来ならウイニングショットのフォークボールを投じるところで、あえてカーブを選択した。狙ったところよりも浮いたのは反省点だが、納得の表情。2死二塁の場面では加藤をフォークで二ゴロに仕留めた。

 そんな姿にバックネット裏から熱視線を送っていたのは侍ジャパンの建山コーチだ。「以前は若さで力任せに投げていたけれど、変化球でも簡単にストライクが取れるようになっている」と成長を認めた。実際に24日の紅白戦では全15球が真っすぐ。同じく15球を投げたこの日は約半分が変化球だった。己に課したテーマを着実に遂行しながら、着々と仕上げている。

 岩崎とともにフル代表初選出となった東浜も、先発で2回無失点。イニングを伸ばすために球数を減らす「2018年型スタイル」で初回を10球で料理。2回も2死一塁から左打者の加藤の内角低めに145キロの真っすぐを突き刺し、見逃し三振に切って取った。「真っすぐをコースに投げられた」と振り返った東浜について、建山コーチは「昨年、ぐっと成長した。総合力で勝負できる投手になってきている」と期待を寄せた。

 2人の「日の丸デビュー」は来月3日になる見通し。念願の舞台へ、東浜が「恥ずかしくない投球をしたい」と意気込めば、岩崎は「普段通り投げたい」と平常心を強調した。新たな侍が、いざ出陣する。 (鎌田真一郎)

=2018/02/28付 西日本スポーツ=

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