ロッテ大隣古巣ソフトBに恩返し 「これから敵なんだな」

西日本スポーツ

 ソフトバンクから戦力外となりロッテにテスト入団した大隣憲司投手(33)が27日、古巣相手の対外試合初登板で開幕ローテ入りへの気概を示した。先発の石川に続き3回から登板。低めと内外角に巧みな制球を見せて2回を無安打無失点に抑えた。最速は138キロ。

 3回は9番甲斐から本多、高田を三者凡退に仕留め、4回に主軸と対した。まず柳田を「内角に投げ切れた」と直球で中飛。内川には浮いた直球を打ち損じての遊ゴロに救われた。中村晃との根比べは8球目、外角低めの直球を見極められての四球。パーフェクトとはいかなくても、代打西田をチェンジアップで遊ゴロに打ち取った。

 登板前はあいさつ回りに奔走。知った顔から口々に「頑張れ」と送り出された。「できれば投げたくない打線。(登板予定を)言われた時は『マジか』って気持ちだったけど、同じリーグで、今後対戦しないことは絶対にないんで」。井口監督は「日に日に良くなっている。直球の制球も。次回が楽しみ。結果を残し続けて」と背中を押す。

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■井口監督も高評価

 古巣で11年を過ごした。「不思議な感覚」で投げた後、「これから敵なんだな」と当たり前の事実が重さを増した。登板に沸いた観客席に「本当に大きな声援を頂いてうれしい。敵にはなってしまうけど、1試合でも多く元気に投げてる姿を見せられるように頑張りたい」と礼を述べ、球場を後にした。 (森 淳)

=2018/02/28付 西日本スポーツ=

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