ソフトB呪われた?センターラインに故障者続出 明石、腰の激痛で動けず救急搬送

西日本スポーツ

 またセンターラインの選手が…。福岡ソフトバンクの明石健志内野手(32)が27日、腰痛を訴え、宮崎・アイビースタジアムから救急搬送された。24日の紅白戦を腰痛で欠場し、2日間の別メニュー調整を経て、26日にフリー打撃を再開。27日のロッテとの練習試合前にも打撃練習を行ったが、結局出場を取りやめた。練習後、宿舎へ戻ろうとした際に、腰の激しい痛みとしびれを訴え、救急車に乗せられた。捕手陣の高谷、栗原に続き、正二塁手候補まで長期離脱を強いられる恐れが出てきた。試合は井口ロッテに1-2で敗れた。

■急性腰痛で入院

 今季初の対外試合が行われていたアイビースタジアムのネット裏通路で、激震が走った。「やばい…。痛い、痛い、マジで痛い…」。2人のトレーナーに両脇を抱えられた明石が、苦悶(くもん)の表情を浮かべて立ち止まった。椅子に座るように促されても「座ったら、立ち上がれるか分からない」。しばらくその場で動けなくなった。

 その後、両脇を抱えられたまま、超スローペースで宿舎行きのバスの前にたどりついたが、足を上げることができない。乗車を諦め、再びゆっくりと球場内へ。試合中だったが、トレーナーから報告を受けた達川ヘッドコーチもベンチから慌てて駆け付け、心配そうな表情で痛みの具合などを聞いた。「痛みと、ビリビリしびれる感じがする…」と明石は説明。数十分後、球団が要請した救急車に担架で乗せられ、宮崎市内の病院に向かった。

 明石は24日に腰痛を訴え、紅白戦の出場を取りやめた。別メニュー調整の後、26日にフリー打撃を再開。27日のロッテとの練習試合は途中出場の予定で、試合前の練習でも快音を響かせて笑顔も見せていた。だが首脳陣に「(腰が)2日前(25日)と似た感じになった」と訴え、大事を取って出場を回避。その後も普通に歩いていたが、練習を終えてバスに向かう途中に、突如激痛に見舞われたとみられる。

 正二塁手の最有力候補を襲ったアクシデント。工藤監督は夕方に球場を離れる際も「心配です…。昨日も、もう大丈夫と言っていたので。ちょっと今はびっくりしている。診断結果が出るまでは分からないけど、とにかく軽症であることを祈りたい」と険しい表情だった。初の対外試合で自慢の投手陣が順調な仕上がり具合を披露したが、キャンプ中盤から故障者が相次いでいるだけに笑顔など出るはずもない。

 明石はエックス線、磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた結果、急性腰痛と診断され、27日は入院を強いられた。きょう28日以降は患部の状態を見ての判断となるが、長期離脱の恐れもある。捕手陣では高谷が右肘、栗原が左肩脱臼でともに開幕絶望。今宮も軽傷とはいえ、右肘の違和感を訴えていた。重要なセンターラインに次々と起きる災難。チームにまた暗雲が垂れ込めた。 (倉成孝史)

◆センターラインの故障者

 ▼捕手・高谷 右肘の違和感で13、15日のシート打撃を回避。19日に福岡市内の病院で検査を受け、右肘関節炎と診断された。20日にA組からリハビリ組へ。25日に宮崎を離れた。27日に神奈川県内の病院で手術を受けたが、復帰まで約3カ月の見通しで開幕絶望。

 ▼同・栗原 20日の特守で左肩を痛め、宮崎市内の病院で検査を受け、左肩関節前方脱臼と診断された。21日にA組からリハビリ組へ。手術をしなくても復帰まで約3カ月かかる見通しで開幕絶望。

 ▼遊撃手・今宮 23日に手術歴がある右肘に違和感を覚え、24日に福岡市内の病院で右肘関節滑膜炎と診断された。同日夜に宮崎に戻った今宮は軽傷を強調。25日以降の練習には参加しているが、2月中の練習試合出場は見送る意向。

=2018/02/28付 西日本スポーツ=

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