侍ジャパン千賀が3日豪州戦で先発へ 東浜、岩崎は同日救援でソフトBリレー

西日本スポーツ

 博多の先発二枚看板が「東京で金」への第一歩を担う。野球日本代表「侍ジャパン」がオーストラリア代表と2試合行う強化試合の初戦(3日・ナゴヤドーム)で、福岡ソフトバンク千賀滉大投手(25)が先発、東浜巨投手(27)が救援で登板する“ホークスリレー”が1日、明らかとなった。稲葉篤紀監督(45)は就任後初のフル代表戦で、2020年東京五輪での金メダル奪取へ、継投も含め戦略テストに着手する。侍ジャパンはこの日、ナゴヤ球場で全体練習を行った。

■ナゴヤ球場で全体練習

 宮崎で調整中だったソフトバンクの野手4人、西武勢3人、楽天勢2人は搭乗予定だった前夜の便が欠航し、1日遅れでこの日午前、侍ジャパンに合流した。全員集合を待って正午すぎ、名古屋市内の宿舎でミーティング。稲葉監督は「東京五輪での金メダルに向けたスタート」と呼び掛けた。同監督にとってフル代表初陣の3日は先発に千賀、救援に東浜とホークスの先発二枚看板を送り込む。

 予定通りのフライトだった前日昼の便で名古屋入りしていた千賀は、稲葉監督も見守る中、ブルペン入りしフォームを確認した。同じく育成出身、自軍でコンビを組む甲斐相手に40球。登板順を明かすことはなかったが「独特の雰囲気がある。選ばれたからにはやらなきゃな、という気持ち」と侍の自覚を口にした。

 小久保前監督時代2016年秋の強化試合で初招集されると、17年WBCでは当初の救援から先発も経験し、チームで唯一ベストナイン入り。直球と「お化けフォーク」で、日本が誇る投手力の象徴になった。

 「声をかけてもらうことも、こうやって記者の方が集まってくれることもそうですけど、WBCの時より注目されてるなと。稲葉監督からも声をかけてもらって。期待に応えられるように、という思い」。自軍では初の開幕投手に決定。愛知県蒲郡市出身で、3日に予定される2イニングは、故郷に錦を飾る機会でもある。

 一方、今回が初選出の東浜も、千賀とプレート一つ挟んで42球の投球練習を行った。小林とのコンビは亜大時代の09年、大学ジャパンの一員としてNPB選抜と対した時以来。「今の状態を出せれば」と平常心ながらも「まず結果を残すこと。千賀や則本は代表での実績があるけど、こっちはアピールする立場なので」と内心では闘志十分だ。

 稲葉監督はこの強化試合へ「今後の可能性も含めていろいろ試していければ」と話した。自軍では今季、千賀と別カードの初戦を担う東浜。普段の先発から、今回は「第2先発」的な立場で試合終盤につなげる可能性を示せる場となる。こちらも登板順には言及しなかったが「求められたところで投げるだけ。難しさはあるけど初めてじゃない」と、16年までの救援経験も生かし適応する構えだ。

 3日は昨季最優秀中継ぎのセットアッパー岩崎も登板予定。東京五輪への第一歩でホークス3投手が試合をつくり、締めくくるまで、試合に一本筋を通す。

=2018/03/02付 西日本スポーツ=

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