西武・高木勇開幕ローテ前進 粘投5回1失点

西日本スポーツ

先発し5回1失点と好投した西武・高木勇 拡大

先発し5回1失点と好投した西武・高木勇

 ◆オープン戦 楽天3-6西武(9日・倉敷マスカットスタジアム)

 いまひとつ調子が出ない日でも、試合をまとめる。それが先発投手の重要な役割だ。FA移籍した野上の人的補償で、巨人から移籍の西武・高木勇が5四死球を出しながら、5イニングを1失点。開幕ローテ入りをアピールする粘りの投球に「持ち味は出せました」とホッとした表情で振り返った。

 「大事にいきすぎてしまった」という初回、2四球で2死一、二塁のピンチを招くと、楽天内田に左前適時打を許して1失点。先制を許した。一方、2回から4回までは毎回走者を背負いながらも「これからどんどん当たる相手」と得意のシュートを駆使。シーズンをにらんでの“布石”も十分に打っている。

 開幕投手に決まっている菊池を除けば、先発ローテを担う顔触れが、どこか心もとない現状。3年目の多和田、37歳のウルフ、ドラフト1位ルーキーの斉藤大(明大)らとの争いの中で、高木勇の5回1失点でのゲームメークに辻監督も「悪いなりにあれだけ投げてくれたら」と及第点を付けた。「初回は大事、でも大胆に。それが先発の難しさ。それ、なんて言ったらいいんだろ?」と傍らの球団広報に助け舟を求め、報道陣には「次の登板、どこだと思います?」と逆取材するなど、ひょうひょうとした、自然体の28歳。投球スタイルも雰囲気も、パの空気にマッチし始めたかもしれない。 (喜瀬雅則)

=2018/03/10付 西日本スポーツ=

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