ソフトB本多、二塁争いリード シーズン最多3発男がOP戦チーム単独トップの3号

西日本スポーツ

3回、先制ソロを放ちベンチ前でおどける本多 拡大

3回、先制ソロを放ちベンチ前でおどける本多

 ◆オープン戦 ロッテ4-3ソフトバンク(17日・ZOZOマリンスタジアム)

■中軸出そろった

 開幕まで2週間を切り、2018年型打線の姿が見えた。1番今宮、クリーンアップを柳田、内川、デスパイネで固め、中村晃、松田と続く強力な布陣。誰よりも輝いたのは、2番の本多だった。内川が一塁守備に就き、ほぼベストメンバーがそろった一戦で、結果を出した事実は大きい。

 「しっかり良いタイミングで強く振り抜けた。真っすぐを捉えられたのは収穫。自分でもびっくりで、何やってるんだろうなという感じ」。3回に涌井の外角高めの直球を右中間席へ運ぶ先制ソロ。シーズン最多3本の男が、オープン戦チーム単独トップの3号だ。

 二塁のレギュラーを狙う男は止まらない。5回に中前打を放つと、2点を奪って一時逆転した8回も先頭で中前打。中軸につないだ。「僕は打つしかないので(3安打は)大きい。しっかり打席を大事にしていきたい」。オープン戦の打率は3割6分まで上昇した。

 キャンプイン前日に工藤監督は6選手をレギュラーに指名。この時点で空白のポジションは捕手、二塁、右翼の三つだった。相次ぐ故障もあって捕手は甲斐が確定で、右翼も上林が有力。本多をはじめ、西田、川島、高田らがしのぎを削る二塁は最激戦区だ。

 藤本打撃コーチは「当然(レギュラーに)近づく。今の状態は一番いい。(二塁候補の)みんながいい中でも抜けていい」と評価。肉体改造に加え、内股からがに股気味に変えた打撃フォームについても「(体重が)軸足に乗ってからボールを捉えているので間が取れている」と評した。

 一歩リードしたとはいえ、激しい競争はまだ続く。セカンド一本で勝負するベテランは打ちまくるしかない。「僕はベストメンバー(の一員)じゃないと思っている。一試合一試合を大事にしていくだけ」と言い切った。「3・30」のスタメンに名を連ねるまで突っ走るのみだ。 (小畑大悟)

=2018/03/18付 西日本スポーツ=