J1鳥栖の加藤「フィッカデンティの秘密兵器」に 欧州仕込みの守備で暴れる 入団会見

西日本スポーツ

 J1サガン鳥栖に電撃加入した元日本代表MF加藤恒平(28)が28日、佐賀県鳥栖市で記者会見し、堅守速攻のキーマンに名乗りを上げた。昨年5月に日本代表入りして「ハリルの秘密兵器」と呼ばれたボランチは、欧州仕込みのボール奪取能力をアピール。31日の名古屋戦から出場可能で、今度は「マッシモの秘密兵器」としてJ1で大暴れする覚悟だ。J2横浜FCから期限付きで加入したGK高丘陽平(22)も抱負を語った。

■元日本代表MF

 25日夜から約20時間かけてブルガリアから帰国したばかり。時差ぼけが残る体でも、加藤は戦闘モード全開だった。2012年のJ2町田以来となる国内復帰。13年からプレーし続けた欧州での経験を手土産に、早くも目をぎらつかせた。

 「もう一度日本で自分の力を証明したかった。カウンターの起点になるようなボールの奪い方をして、攻撃にスムーズにつなげたい。試合後、誰よりもユニホームが汚れている選手になる」

 欧州で最も衝撃を受けたのが、日本との守備の違いだった。「日本は抜かれず、相手をじらす守備をするけど、欧州は抜かれてもいいから取りにいく。後ろの選手がカバーしやすい動きをすれば(チームとして)ボールを奪える」と強調した。

 鳥栖サポーターに初めてプレーを披露した28日の全体練習でも、積極的にプレスをかけた。マッシモ・フィッカデンティ監督も「ボールの奪取能力が高い」と期待を寄せており、3ボランチの一角でのプレーが濃厚だ。

 昨年5月の日本代表合宿で攻撃面の技術不足を痛感。ハリルジャパンが求める縦に速い攻撃に対応するため、所属クラブでも前線へのパスの精度を高めてきた。「もう一度選ばれて初めて日本代表と言える」。新天地で存在をアピールできれば、ワールドカップ(W杯)でのサプライズ選出も夢ではない。 (末継智章)

 ◆加藤恒平(かとう・こうへい)1989年6月14日生まれ。和歌山県出身。背番号21。立命大から2012年にJ2町田へ入団し、リーグ戦は29試合出場。13年にFKルダル・プリェヴリャ(モンテネグロ)へ移籍し、TSポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワ(ポーランド)をへて16年からPFCベロエ・スタラ・ザゴラ(ブルガリア)でプレーしていた。利き足は右。173センチ、70キロ。

 GK高丘陽平「足元の技術を生かしたビルドアップと1対1での対応が持ち味。(イタリア代表の)ブフォンのような絶大な存在感を出せるGKになりたい」

■鳥栖が3選手を2種登録に

 J1サガン鳥栖は28日、鳥栖U-18(18歳以下)所属のFW石井快征(17)、MF松岡大起(16)、DF平瀬大(17)をトップチームの試合に出場可能な2種登録としたと発表した。

=2018/03/29付 西日本スポーツ=

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