ソフトB千賀、開幕OK 右上腕支障なし 2002年以降は初開幕投5人無傷

西日本スポーツ

■あすセパ同時開幕

 開幕OK! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が28日、ヤフオクドームのブルペンに入り、30日のオリックスとの開幕戦(ヤフオクドーム)に向けて38球を投げた。23日の広島とのオープン戦で右上腕部の張りを訴えて3回で降板。不安定な先発陣にさらなる暗雲が垂れ込めたが、予定通りの開幕戦先発が決まった。育成出身投手として史上初の晴れ舞台。連続日本一へ、剛腕が先陣を切る。

■球数制限なし!!

 開幕まで2日。初の大役を担う千賀は、その舞台となるヤフオクドームのブルペンに入った。室内から乾いた音が響く。右上腕部に張りが出た23日から5日。腕を振っても支障はなく、変化球を交えて38球を投げた。見守った倉野投手統括コーチは「絶好調とは思わないけど、悪くない。行けるところまで行ってもらう」と球数制限なしでオープニングゲームを託す方針を示した。

 手応えを得た千賀の口ぶりも滑らかだ。「それなりに投げられると思ったので、あと2回寝て無事にここに来るだけです」。緊張はまだないという右腕も、登板できることを確認できて安心した様子だ。

 育成出身選手として史上初めて開幕投手を務めるが、過去自身のシーズン初登板は「あまり、いい思い出がない。毎年、最初に点を取られている」と認めるように苦しんできた。昨季は3月のWBCに出場後、4月4日の楽天戦で侍ジャパンのチームメートだった則本と投げ合ったが、4回6安打7失点で黒星を喫した。16年は3月30日の西武戦で白星こそ手にしたが、6回2/3で8安打4失点と精彩を欠いた。

 「今年は開幕という良いモチベーションをもらったので、思い切りいけるように準備したい」

 流れを変えたい右腕にとって縁起のいいデータもある。初めて開幕投手を託されたホークスの選手は、2002年の田之上以降、03年斉藤和、05年和田、08年杉内、12年摂津の5人で3勝0敗。チームは全て勝った。千賀は「めっちゃプレッシャーをかけるじゃないですか。乗れるようにしたい」と笑うが、相手のオリックスにもプロ通算3勝0敗と心強い数字がそろっているのは確かだ。

■対オリ3勝無敗

 飛躍を期待して開幕投手に指名した工藤監督も改めて期待。「任せているので、いいピッチングをすることを祈っている。ファンも期待しているし、楽しみにしていると思う。しっかり自覚を持って、1年間このポジションを全うするんだという強い思いを持ってもらいたい」。大黒柱になれ-。大役に込められたメッセージに千賀が快投で応える。 (鎌田真一郎)

=2018/03/29付 西日本スポーツ=

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