ソフトB松田、驚異的な好相性ぶり 十亀撃ち2号ソロ

西日本スポーツ

 ◆西武7-4ソフトバンク(3日・メットライフドーム)

 今季もよろしく! 松田が十亀との今季初対戦でど派手な“あいさつ”を見舞った。1点リードの2回、マウンドには相性抜群の右腕だ。1ボールからの2球目だった。振り抜いた低めの146キロ直球は、レオ党で埋め尽くされた左翼スタンドに消えていった。「カモ」の「カメ」にさらなる苦手意識を植え付ける強烈な2号ソロ。敵地でもおなじみとなった「熱男~!」コールが響き渡った。

 「新たなシーズンが始まっているし(対戦成績がいいのは)過去のこと。(打てているのは)対戦が多いからでしょ。速い真っすぐを、しっかり打てたのはよかった」

 さらっと振り返るが、数字が驚異的な好相性ぶりを物語る。昨季も7打数4安打1本塁打、通算でも打率6割4分5厘(31打数20安打)で5本塁打と圧倒的。もちろん、手放しで喜べないのは敗れたから当然のことだ。

 しかも、逆転した相手のヒーローがともに汗を流す同士なのだからなおさら。毎年1月に恒例となっている、母校亜大での短期トレーニングに西武山川も参加していた。近年、著しい成長曲線を描く男に、試合前練習中に「アグーッ!」と愛称を絶叫して呼び掛け、会話を弾ませていた。

 「一緒に(自主トレを)やっているから、みんなパワーアップしている。すごいけどね。やっぱり、負けたくない。今回は2連戦だし(チームも)連敗は絶対にできない」

 一人のアスリートとして高め合う存在ながら、ユニホームを着れば紛れもないライバルである。昨季まで3年連続で全試合ホットコーナーを守り続ける男は、シーズンの戦い方も熟知。連続日本一へ「カードで勝ち越していくことが大事」と言い聞かせる。開幕4連勝で滑り出したレオの勢いを止めるため、アーチを架けた試合後でもすでに心は明日に向けられていた。 (鎌田真一郎)

=2018/04/04付 西日本スポーツ=

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