柳田もデスパも…パでソフトBだけ主軸0本塁打 6日は楽天・則本と対戦
福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)とアルフレド・デスパイネ外野手(31)が5日、敵地仙台での今季初アーチに照準を定めた。開幕5試合を終えてクリーンアップに本塁打がないのは6年ぶりで、今季のパ・リーグではホークスだけだが、好調の柳田は自分のスイングに自信を見せ、デスパイネも上昇気配。現在、2勝3敗と負け越している大本命が中軸の一発攻勢で軌道修正する。
■公式戦の隣で練習
午後1時に始まった楽天対日本ハム戦とほぼ同時に、ホークスナインは楽天生命パーク宮城の室内練習場で動き始めた。4日の西武戦後に仙台入り。公式戦が開催されている球場の隣での練習は極めて珍しく、柳田も「初めてですね。記憶にない」と口にした。
本拠地でオリックス、敵地で西武と計5試合を戦って2勝3敗。柳田は3番として5試合連続で安打を重ねているが、本塁打はない。オープン戦でも6年ぶりのノーアーチ。不発の原因を「甘い球がきたときに自分のスイングができていない」と自己分析した。
それでも一発への欲求を抑え込んで打席に立つ。それが柳田の流儀だ。31発の昨季もシーズン1号までに11試合を要したが、「ホームランを欲しがるとヒットも出なくなる。自分のスイングをするだけ。結果的にホームランになれば」と自らに言い聞かせていた。
5番のデスパイネも打率1割1分8厘と出遅れ気味だ。オープン戦はチーム最多の5発。ヤクルト戦で3連発をマークした勢いが見られないが、「5試合が終わっただけ。いつも言っているようにどう始まるかではなく、どう終わるか」と慌てる様子は全くない。
開幕5試合を終えて、パ・リーグでクリーンアップに一発がないのはホークスだけ。球団では2012年以来となるが、昨季は35発で本塁打王に輝いたデスパイネは「試合を重ねれば、必ず状態は上がってくる」と一笑に付す。柳田とともにあくまで自然体だ。
6日は楽天のエース則本との今季初対戦となるが、首脳陣も実績十分の中軸に全幅の信頼を置く。藤本打撃コーチは「まだ5試合。安打も出てきたし、全然心配していない。練習ではデスパイネも良かった。1本出ればどんどん出るんじゃないか」と強調した。
オリックス戦での黒星はロメロに2ラン、マレーロに満塁アーチを被弾。西武戦は山川、森と主軸に手痛い一発を許して連敗を喫するなど、ここまでの5試合では一発の威力を再認識させられた。柳田、内川、デスパイネの中軸が仙台で目覚めれば、チームも上昇気流に乗る。 (小畑大悟)
=2018/04/06付 西日本スポーツ=




















