J1鳥栖フィッカデンティ監督が判定に怒り 「違うスポーツではないのか?」

西日本スポーツ

 鳥栖のマッシモ監督の怒りが収まらない。かつて鳥栖の監督を務めた尹晶煥監督が率いるC大阪に1-2で完敗。試合後、審判の判定に対して不満をぶちまけた。昨季2冠のC大阪に対して、昨季から3連敗。上位に浮上しそうでできないもどかしさが募る。

 試合終了から1時間近くが過ぎても、鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督の顔は、怒りと興奮で紅潮したままだ。

 「私は、サッカーの監督をやるために、日本に来た。なのに違うスポーツではないのか?」

 かつて鳥栖を指揮した尹晶煥が率いるC大阪に1-2で敗れた。シュート数はC大阪の10本に対し、鳥栖は6本。攻め手を欠いた感は否めないが「内容は悪くない。リードする展開になってもいい流れだった」。怒りの矛先は審判の「判定」だった。

 後半31分すぎ、C大阪のペナルティーエリア内でハンドと疑われるプレーがあったが、PKはなし。一方で終盤、C大阪の時間稼ぎの行為に対して、審判に抗議したFWの小野に「異議」を理由にイエローカードが出されると「相手の遅延行為に対し『早くやらせてくれ』というのは普通」。試合後には通訳を伴い、マッチコミッショナーに持論をまくしたてた。

 記者会見中には公式記録のペーパーを要求。C大阪の「警告・退場」の欄が真っ白なのを確認すると「後ろから蹴ったらファウルで、ペナルティーエリアで手を使ったらPK。それがサッカー。日本は、すべてにルールがある素晴らしい国。その私のイメージは間違っていたのか」。春とは思えない、冷たい強風が吹き荒れていた大阪で、イタリア人指揮官の“怒りの嵐”は、最後までやまなかった。 (喜瀬雅則)

=2018/04/08付 西日本スポーツ=

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