ソフトB東浜、右肘故障で離脱した岩崎の“穴埋め”へ

西日本スポーツ

 リリーフ陣を救う! 福岡ソフトバンクの東浜巨投手(27)が9日、今季2度目の先発を前にブルペンの負担軽減を誓った。10日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)のテーマは長い回を投げること。3日の西武戦では7回6失点で今季初黒星を喫したが、最多勝に輝いた昨季は登板2試合続けての黒星はなかった。セットアッパーの岩崎が離脱した中で「週アタマ」の火曜を任される右腕が、快投でチームを3連勝に導く。

■昨季連続黒星なし

 8日の楽天戦で開幕8試合目にして初めて先発陣に白星が付いたとはいえ、チームは負の連鎖を断ち切ったわけではない。だからこそ東浜は言い切った。「リリーフも先発もそう。みんな分かっています。長いイニングを投げることが大前提。それが一番」。ヤフオクドームで汗を流した右腕は、今季2度目の登板へ向け明確なテーマを掲げた。

 “週アタマ”の火曜日を任される右腕が「長いイニング」にこだわる背景にはチームの投手事情がある。9日に登録抹消されたセットアッパーの岩崎は右肘を手術する方向で調整しており、長期離脱の可能性が極めて高くなった。開幕投手を務めた千賀も右肘周辺の張りで離脱中。左肩違和感で出遅れている和田も現時点では実戦登板の見通しが立っていない状況だ。

 ローテ「6番手」が登板する12日の日本ハム戦の先発は和田の現状もあり、ここまで中継ぎ4試合で防御率1・80の石川、5年目で初めて開幕1軍入りした加治屋が候補。いずれにしても継投の展開が予想されるだけに、東浜が長い回を投げればブルペンの負担を減らすことにつながる。

 仕切り直しのマウンドでもある。3日の西武戦では4回まで完全投球も、山川の勝ち越し2ランなど2本のアーチを許し自己ワーストタイの6失点で降板。もっとも昨季は2試合連続での黒星がなく、7回途中5失点→完封と立て直したこともあった。転んでも立ち上がって最多勝を獲得した昨季の再現を、今季初の本拠地登板で見せる構えだ。

■初白星へ一発警戒

 日本ハムは7日のロッテ戦で1試合6発が飛び出すなどここまでリーグ最多の9本塁打。昨季このカード2戦2勝、防御率1・46だった東浜も「狭い球場なので意識できればいい。クリーンアップの前にランナーを出さないように。勢いに乗ると嫌な打線」と気を抜くことはない。連勝中のチームをさらに勢いづけるためにも、シーズン200イニング登板を目標に掲げる右腕ができる限りマウンドに立ち続ける。 (鎌田真一郎)

=2018/04/10付 西日本スポーツ=

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