19歳楽天・藤平にお手上げ ソフトB工藤監督やり返す 故障禍の次は新たな天敵!?

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク1‐3楽天(19日・ヤフオクドーム)

 新たな「天敵」が出現!? 工藤ホークスが高卒2年目の19歳右腕に連勝を「5」で止められた。4番の内川が右膝死球から強行出場した打線は、楽天の藤平の前に想定外のゼロ行進。実質初対戦の新鋭に封じ込まれ、力投の先発石川を見殺しにした。今季初の同一カード3連戦3連勝はお預け。気を取り直して、きょう20日に北の大地へ乗り込む。

 今季最短を更新する2時間26分であっけなく幕切れを迎えた。9回に1点を返し、今季初となる完封負けを阻止したのがせめてもの意地だ。傷だらけの連勝は5でストップ。楽天の19歳右腕、藤平に7回まで封じ込まれたホークスが今季ワーストの4安打で敗れた。

 工藤監督「ちょっと的が絞りにくかったというかね。こういうときもありますよ」

 新たな天敵になりかねない。昨秋のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで中継ぎ登板してきたとはいえ、先発では初対戦。そんな2年目のドラ1右腕に手を焼いた。5回2死から今宮が初安打。6回2死一塁、内川の放った大きな当たりが左翼手のグラブに収まると、本拠地をため息が包んだ。二塁ベースを2度しか踏めず、8回から継投に入られた。

 18日に右すねに自打球を当てた柳田と右膝に死球を受けて途中退場した内川もスタメンに名を連ねた。工藤監督は「(内川)本人にも練習中に話を聞いて『問題ないです』ということだった。柳田君も『大丈夫です』という話だった」。状態を確認した上で現状のベストメンバーで臨んだ。

 その内川は初回2死二塁の先制機で右飛に倒れた。「最初のチャンスで僕が打っていれば、という話だと思う。膝の方は全然大丈夫」。9回の中前打で、通算2000安打へのカウントダウンは残り13本。しかし、勝利への1本にこだわり続けてきた4番打者は敗戦を真正面から受け止めた。

 結果的には力投の石川を見殺しにした。力を込めたのは藤本打撃コーチだ。「真っすぐが噴き上がってくる感じ。(故障者が相次いでいる)投手陣が大変だから、打線が引っ張らないと。次は必ずやり返す」。8回は緊急昇格させたグラシアルを代打起用。サファテの離脱で外国人枠に空きが生じたこともあり、総合力で苦境を乗り切る構えだ。

 9回には調子が上がっていないとはいえ、守護神の松井から1点を返した。工藤監督も、この攻撃を評価。「粘って1点を取り返したのは非常に良かった。柳田君が打って、内川君がつないでというところがね。こういうのを明日のゲームにつなげられるようにしたい」。20日は列島を縦断し、札幌での移動ゲームが待ち受ける。連勝は止まっても、打線の火は消えていない。 (小畑大悟)

   ◇    ◇

 松田(3打数無安打)「真っすぐ、スライダーのイメージでいったけど、僕には真っすぐがあまり来なかったし、スライダーというよりカーブ。2打席目以降は対応していけた部分はあったと思うけど」

=2018/04/20付 西日本スポーツ=

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